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2015.5.16

第四十五回 戒名について

こんにちは。

今回は、「戒名」についてお伝えいたします。
現在、日本で行なわれるお葬式のほとんどは仏式のお葬式ですが、このような仏式の葬式でなくてはならないのがお寺から故人に授けられる戒名です。

この記事をご覧のみなさんの中にも、ご家族のお葬式などでお寺から実際に戒名を授かったことがある方がいらっしゃると思います。
しかし、ある程度の値段の戒名料を払って戒名を受けていても戒名というものが一体どのようなものなのか、また、何のためのものなのかはよくわからないという方が少なくないようです。

そこで今回は戒名とはどのようなものであるか、また実際に戒名を授かるときの戒名料はどのくらい値段になるのかなど、戒名についてのさまざまな事柄についてご紹介させていただきたいと思います。

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○戒名とは一体何なのか?

上記でもご説明させていただいたとおり、今回は戒名についてご紹介させていただきますが、そもそも戒名とは一体どんなものなのでしょうか。
現在、仏式のお葬式では故人に死後、戒名が授けられるのが一般的となっているため、戒名を「死者に授けられる名前」であると考えていらっしゃる方も少なくないようです。
しかし、戒名というのは本来、亡くなった方につけられる名前というわけではありません。

戒名というのは、仏教徒となって仏教の教えを守ることを誓った者に与えられる名前です。
つまり、「仏弟子となった者に授けられる名前」が戒名なのです。

ちなみにこのような戒名についての考え方は仏教がインドから中国に伝来して以降に生まれたものであるといわれています。

日本では江戸時代以降から、亡くなった人に戒名をつけるということが一般的になりました。
先ほどご説明させていただいたとおり、本来、戒名というのは生きているうちに仏教に入信してお寺から授かるものですが、生前に仏教に入信していなかった人であっても切り捨てるべきではないという仏の慈悲があるという考え方から、亡くなった人にも授戒して戒名を与えることが一般的となりました。
このように亡くなった人を仏の弟子にして浄土へ送るということを「没後作僧」と呼びます。

つまり、現在、仏式のお葬式で故人の死後に戒名がつけられるのは人は亡くなったら、仏の弟子になるという教えがあるためなのです。

○戒名の構成について

ここまでは戒名とはどんなものであるかについてご紹介させていただきましたが、ここからは実際に授けられる戒名がどのようにしてつけられるのか戒名の構成についてご説明しながらご紹介させていただきます。

現在の仏式葬儀での一般的な戒名は

「新婦元 ○○院 △△ □□ 居士」

のようになり、戒名はいくつかの構成に分けることができます。

【頭文字】

「新婦元」という文字は本来の真実の世界へ帰るという意味で新しい死者を表すものです。この文字は初七日を過ぎると削除され、49日以降に使われる本位牌にも書かれません。

【院号・院殿号】

上記の「○○」にあたる部分に入ります。
これは戒名の中でも最上の尊称であり、かつては天皇や将軍などのように非常に身分の高い人に授けられるものでした。現在では、生前に寺院や宗派に寄付をするなどの貢献した人や社会的貢献度が高い人などに贈られることが多いようです。

【道号】

上記の「△△」にあたる部分に入ります。
もともとは、仏道に励んでこれを究めた物に与えられる出世の称号で住職などに与えられたものだといわれています。
また、この位置には宗派名や故人のひととなりを表す文字が入ることがあります。

【戒名(法号)】

上記の「□□」にあたる部分に入ります。
仏の弟子になったことを表すもので、どんな人であっても平等にこの2文字が与えられます。
現在は戒名(法号)の上に上記でもご説明させていただいた道号や宗派名、さらにその上に院号がつけられ、戒名(法号)の下には位号がつくという構成になっていますが、もともとはこの位置に入る2文字が本来の戒名で、中世まではたとえ身分の高い人であっても戒名はこの2文字のみであったといわれています。

なお、戒名(法号)には、故人の生前の名前である俗名や経典の文章の中の1字や、自然に関わる文字、故人の生前のひととなりや業績などをしのばせる文字などを使うのが一般的です。

その他にも喪家で戒名(法名)に先祖代々決まった文字をつけてもらっている場合もあります。

【位号】

上記でご説明した戒名(法号)の下につけられる尊称で、その人の性別や位を表すものです。
また、性別や位以外にも年齢によっても位号は異なり、「居士」や「信士」など、さまざまな種類のものがあります。

位号の位の高さは本来、生前の社会への貢献度や信仰の深さによって決められます。
しかし、高度経済成長以降、お金を払うことでより位の高い戒名を買うことができるという風潮になっています。

○戒名のランクと戒名料の値段について

ここまでご紹介させていただいたとおり、戒名は寺院から授かるものですが、このときお寺に対しては「戒名料」という謝礼を支払わなくてはなりません。
お葬式で僧侶を呼んだ場合は、読経料も合わせて「お布施」というかたちでお支払いをします。

上記でもご説明させていただいたとおり、このとき戒名料としていくらお寺に支払うかによってお寺から授かることの出来る戒名の位号の位(ランク)が変わってきます。

しかし、戒名料やお布施には決まった値段などがありません。
この記事をご覧のみなさんの中にも、実際のお葬式で戒名料やお布施にいくら出せばよいかわからず戸惑ってしまったという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでここからは、戒名の位号の意味とそれぞれの戒名料の値段の目安についてご紹介させていただきたいと思います。

【戒名の表す意味や位(ランク)について】
信士(しんじ) 出家をせずに仏道を修めた信仰の厚い男性(15歳以上)に授けられる位号で一般的な普通戒名。
信女(しんにょ) 出家をせずに仏道を修めた信仰の厚い女性(15歳以上)に授けられる位号で一般的な普通戒名。
清信士(せいしんじ) 信仰が厚く、より清らかな心を持つ男性に授けられる戒名。
清信女(せいしんにょ) 信仰が厚く、より清らかな心を持つ女性に授けられる戒名。
禅定門(ぜんじょうもん) 出家して仏門に入った男性に授けられる戒名。「居士」の次に高い位の戒名。
しかし、現在ではあまり使われていないようです。
禅定尼(ぜんじょうに) 出家して仏門に入った女性に授けられる戒名。「大姉」の次に高い位の戒名。
しかし、現在ではあまり使われていないようです。
居士(こじ) 成人以上の男性で特に信心深い人に授けられる戒名。
大姉(だいし) 成人以上の女性で特に信心深い人に授けられる戒名。
大居士(だいこじ) 成人以上の男性で特に信心深い人に授けられる戒名。「居士」よりも高い位の戒名とされ、
一般の人が授けられる戒名の中ではもっとも位の高い戒名。
清大姉(せいだいし) 成人以上の女性で特に信心深い人に授けられる戒名。「大姉」よりも高い位の戒名とされ、
一般の人が授けられる戒名の中ではもっとも位の高い戒名。
【子どもに授けられる戒名について】
水子(すいし) 死産、流産した胎児に授けられる戒名。
嬰児(えいじ) 1歳までの男の乳幼児に授けられる戒名。
嬰女(えいにょ) 1歳までの女の乳幼児に授けられる戒名。
孩児(がいじ) 就学前、特に2歳から3歳くらいの男児に授けられる戒名。
孩女(がいにょ) 就学前、特に2歳から3歳くらいの女児に授けられる戒名。
幼子(ようじ) 2、3歳から就学前までの男児に授けられる戒名。
幼女(ようにょ) 2、3歳から就学前までの女児に授けられる戒名。
童子(どうじ) 7歳から15歳くらいまでの男児に授けられる戒名。
「善童子」といわれる場合もあります。
童女(どうにょ) 7歳から15歳くらいまでの女児に授けられる戒名。
「善童女」といわれる場合もあります。
【戒名の位(ランク)と戒名料の値段の目安について】
位号が「信士」または「信女」の場合の戒名料の目安 上記でもご説明させていただいたとおり、信士や信女という位号のついた戒名は普通戒名と呼ばれており、もっとも一般的な戒名といえます。
これらの戒名を受ける場合、だいたい10万円から20万円程度を戒名料として僧侶に支払うことが多いようです。
位号が「居士」または「大姉」の場合の戒名料の目安 居士や大姉は先ほどご紹介させていただいた信士や信女よりもよりランクの高い戒名となり、必要な戒名料の額も高くなります。
これらの戒名を受ける場合、だいたい20万円から30万円程度を戒名料として僧侶に支払うことが多いようです。
戒名が「○○院 ○○○居士」や「○○院 ○○○大姉」の場合の戒名料の目安 居士や大姉の位号がついた戒名はよりランクの高い戒名ですが、そのうえに院号がついたものはさらにランクが上の戒名となります。
このような戒名を受ける場合、だいたい50万円から100万円程度を戒名料として僧侶に支払うことが多いようです。
戒名が「○○院殿 ○○○居士」や「○○院殿 ○○○大姉」の場合の戒名料の目安 院号のついた戒名は上記でもご紹介させていただいたとおり、社会的貢献度が高い人などに授けられる位の高いものですが、院殿号がついた戒名はそれよりもさらにランクが上の戒名となります。
このような戒名を受ける場合、だいたい100万円以上の金額を戒名料として僧侶に支払うことが多いようです。

なお、東京都生活文化局が平成14年に行なった「葬儀にかかわる費用調査報告書」によるとお葬式で支払われる戒名料の平均は40.2万円だそうです。

ただし、これらの値段の目安はあくまでも一例にすぎません。
戒名料は、お住まいの地域やそれぞれのお寺によってもそれぞれにまったく異なっており、特に決まった値段というものがありません。
これは戒名料も含めてお寺に支払うお布施が僧侶へのお礼であるためです。

そのため、戒名料についてより詳しい金額などをお知りになりたいという場合には率直に菩提寺へたずねてみるのがよいでしょう。

○宗派による戒名の違いについて

上記ではさまざまな戒名の位(ランク)やその値段の目安についてご紹介させていただきましたが、同じ仏教であっても宗派によって戒名のつけ方は大きく異なります。
そこでここからは、各宗派での戒名のつけ方やその意味などについてご説明させていただきます。

【真言宗の場合】

戒名の上に梵字でアの字を書きます。これは大日釈迦如来の弟子になったということを表すものです。また、子どもの場合には戒名の上にカの字を書きます。これは地蔵菩薩の導きに従うということを意味しています。

【浄土宗の場合】

「○○院 △誉△△ □□ 居士」

上記のように浄土宗の戒名では、院号と道号の間に「誉」という文字が入ります。
これは「誉号」と呼ばれ、浄土宗の教えを5つの段階に分けて伝える五重相伝という法会を受けた人に授けられます。ただし、最近では五重相伝を受けていなくても戒名に誉号がつけられることがあるようです。

【浄土真宗】

「○○院 釈 □□ 居士」「○○院 釈(尼) □□ 大姉」

浄土真宗では戒名ではなく、「法号」と呼ぶのが正しい呼び方です。
上記のように浄土真宗の法号では、男性の法名の前には「釈(釋)」、女性の法名の前には「釈(釋)尼」という文字が入ります。これらの文字が入るのは浄土真宗において仏弟子となった者は釈迦姓を名乗るべきであるという考え方があるためです。
なお、近年では女性であっても尼の字をつけず、釈とする方が増えてきているようです。

【時宗】

「○○院 △阿 □□ 居士」「○○院 △弌 □□ 大姉」

上記のように時宗の戒名では、男性の場合「阿」という文字が入り、女性の場合には「弌」という文字が入ります。前者は「阿号」、後者は「弌号」というものです。
阿号は「阿弥陀仏」の略で、弌号は時宗の戒名であるということを表します。

【日蓮宗】

「○○院 △日△ □□ 信士」「○○院 妙△日 □□ 信女」

日蓮宗では戒名ではなく、「法名」と呼ぶのが一般的です。
上記のように日蓮宗では、男性の法号に「日」という文字が入り、女性の場合には日という文字にくわえて「妙」という文字が入るのが一般的です。
これらは「日号」と呼ばれ、日蓮上人の法を名前にちなんだもので日蓮上人の法を受け継ぐという意味があります。

○戒名を受けるにあたって

戒名を受けるにあたって注意しておきたい点がひとつあります。
それは、戒名は原則的に菩提寺から授かるものであるということです。

つまり、お寺から戒名を授かるということは菩提寺と檀家と檀家の関係を結ぶということでもあります。

しかし、ごく稀ではありますが一部のお寺では多額のお布施を得るために法外な値段の戒名料を要求してくることもあり、実際にこのような悪質なお寺や僧侶のためにトラブルになってしまったり、必要以上に多額のお布施を支払わされてしまったりしたという例もあります。

このようなトラブルを避けるには戒名を授かるお寺をしっかりと慎重に選ばなければなりません。しかし、実際には数多くあるお寺のうちのどこがよいお寺かを見分けるのは難しく、容易なことではありません。

そこでみなさんにお勧めしたいのが「みんなのお葬式」のセットプランです。
みんなのお葬式は全日本仏教会の賛助会員として、独自のネットワークを把握しているからこそ、よりよいお寺や僧侶を紹介することができます。

みんなのお葬式では、高額なお布施を要求しないのはもちろんのこと、勉強熱心でしっかりと地域の風習を知っており、物腰が柔らかく優しい僧侶のいるお寺をご紹介させていただきます。

いかがでしたでしょうか。
今回は「戒名についてのご紹介」をさせていただきました。
今後も葬儀についての疑問やお葬式に関する様々な事を取り上げてご紹介させていただきますので、よろしくお願いいたします。

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