スタッフブログ

2015.5.4

第四十三回 葬儀が終わった後の知識について

こんにちは。

今回は、「葬儀が終わった後の知識」についてお伝えいたします。
お葬式を終えたあとも、ご遺族は葬儀後の供養や複雑な諸手続き等やらなくてはいけないことが沢山あります。そのような負担を少しでも軽減できるよう、各葬儀社によって様々なアフターサービスを用意しています。
そこで今回は、お葬式のあとの流れをご紹介させていただきたいと思います。

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○葬儀社などへの支払い

葬儀社への支払いや精算は、お葬式の翌日から数日以内に済ませましょう。
お葬式の費用は、葬儀社が直接提供した葬儀一式費用(葬儀本体費用、または葬儀関係費用)の他に、葬儀社が立て替えて支払いをしていることが多くあります。
葬儀社から、それらを含めた請求書が葬儀後に届けられます。請求書が届いたら、見積書や葬儀中の金銭出納記録などと照らし合わせ、速やかに支払いを済ませます。宗教者やお世話になった方などにもお礼に出向きます。また葬儀社以外にも未払い先がないか確認し、同様に済ませるようにしましょう。

○あいさつ回り

お葬式の際に、特別お世話になった人や、世話役の代表者などにも、初七日までに挨拶に伺いましょう。手土産は特に必要ありませんが、最近では現金やビール券などを持参することも多いようです。

○役所への届出や公的手続き

お葬式のあと、まずは公的な手続きを行ないます。
スタッフブログ第十三回「臨終後(死亡後)すぐ行う手続き・葬儀後の手続き」に手続きの流れが詳しく記載してありますので、あわせてご覧下さい。
また、加入していた健康保険の種類によって下記の費用を受給することができますので、それぞれ2年以内に請求の手続きを行ないましょう。その際、保険証や葬儀社の領収書(喪主のフルネームが明記されたもの)などの書類や印鑑が必要となりますので忘れずに持参し、所定の窓口で手続きを受けます。

国民健康保険の被保険者が
亡くなられた場合
「葬祭費」
手続きの場所:市区町村の役所の健康保険課や国保年金課など。
国民健康保険の被保険者が
亡くなられた場合
「埋葬料(費)」
手続きの場所:全国健康保険協会の各都道府県支部(または勤務先の健康保険組合)
健康保険の被保険者の
ご家族が亡くなられたとき
「家族埋葬料」
※「埋葬料(費)」は郵送でも申請することが可能です。

・その他
故人が民間の生命保険や簡易保険、共済保険などに加入していた場合、保険金の請求手続きを行ないます。まずは保険会社に連絡し必要書類をそろえたら、診断書の記入を依頼します。

○香典返しの用意

忌明けを迎えてから1ヶ月の間に行なうのが一般的です。ところが近年では、通夜や葬儀当日の「即日返し」(「当日返し」・「その場返し」)が増えており、葬儀の当日にお香典の金額に関係なく一律の品をお返しします。当日に香典返しをしなかった場合は、忌明けまでに香典の額に合わせて行いましょう。一般的に返礼は、いただいた金額の半分をお返しする「半返し」といわれることが多いですが、宅配費用がかかる場合は3分の1程度が目安になります。時間がなくお店に行って選ぶことができない場合や、たくさんのお香典をいただいて名簿の整理が間に合わないときなどは、まとめて業者に依頼することができます。

○法事、法要の手配

お葬式を終えた後も初七日をはじめ、忌明け法要となる四十九日、一周忌、三回忌といった法要が続いていきます。仏教のしきたりに従って法要を営む場合には、まず初めに四十九日(七七日忌)があり、この日にお墓へ納骨します。あくまで法要は仏教にのっとった予定で行なわれていますので、やむを得ない場合には日程を遅らせるなど調整しても構いません。新式の法事やキリスト教式も同様です。
神式では、命日から数えて10日ごとに霊祭(法要にあたる儀式)を行い、近年の通例では「五十日祭」をもって忌明けとします。キリスト教式は、死は忌むべきものではないと考えるため、遺族や友人は「追悼ミサ」や「記念式典」を開いて故人を偲びます。時期には決まりがなく、遺族が定めた日に行います。

主に法要に必要となる準備は、下記の通りです。

四十九日の法要の場合
  • ・本位牌の用意
  • ・仏壇の用意
  • ・法事会場の手配
  • ・供花や供物の手配
  • ・ご案内状の手配
  • ・送迎バスの手配
  • ・返礼品の用意
  • ・お布施の用意など
一周忌の法要の場合
  • ・法事会場の手配
  • ・供花や供物の手配
  • ・ご案内状の手配
  • ・返礼品の用意
  • ・お布施の用意など

○返礼品について

お葬式の後も、新盆や法要などで返礼品を準備しなければならない機会は多くあります。これまで海苔やお茶などの食品が主流でしたが、近年は多様化しています。
返礼品は感謝の気持ちを伝えるためのものですが、あまり高いものではなく千円前後を価格の目安として選ぶとよいでしょう。また葬儀社がセレクトした品物のなかから、予算と好みに応じてお選びいただくことも可能です。。

○仏壇、位牌などの仏具

仏壇や位牌などの仏具の購入を希望される際にはご遺族のご意見やご要望をお伝えすることで葬儀社が提携している企業への紹介を受けることなどもできます。

【仏壇】

ご自宅に仏壇がない場合は、位牌を安置する仏壇が必要になります。購入する時期に決まりはないものの、できれば忌明け法要(四十九日忌)までに購入し開眼供養もあわせて営みます。またそれぞれの宗派に合わせた仏壇・仏具や、お住まいに合わせた家具調仏壇などご要望に合わせて僧侶や仏具専門店の提案を受けることができます。
なお、仏壇の価格は安いものから高いもので非常に大きな差があり、その大きさや材質によっても価格が大きく異なります。

《価格の一例》
台つき型の塗り仏壇 約100万円から高いもので1000万円くらい
唐木仏壇 台つき型で約25万円~800万円
上つき型 約15万円~200万円
《「開眼供養(魂入れ)」とは?》

仏壇を購入した際、僧侶に来てもらい新しいご本尊に仏の御霊を入れる儀式です。
僧侶へのお礼の表書きには、慶事にあたりますので「御礼」や「開眼供養」と書きます。古い仏壇がある場合は仏具店に引き取ってもらい、お焚き上げの供養をしてもらいましょう。

神式は御霊舎に故人を祀り、神棚よりも低い位置に置きます。故人の霊が先祖の霊に加わり、一家の守護神になると考えられています。キリスト教式では、祈りは教会で行なうものであると考えられています。家庭での祭壇の設置や拝礼についての決まりごとは特にありませんが、仏教や神道にならって家庭用の祭壇を扱う専門店も出てきているようです。

【本位牌】

四十九日忌の日までに本位牌を用意します。納品までにおよそ2週間かかりますので、お葬式を終えて10日程したら菩提寺か葬儀社の担当者に依頼しましょう。納骨の1週間前までには手元に届くように手配してもらいます。
なお、位牌の価格についても先ほどご紹介させていただいた仏壇の価格と同じようにその材質やデザインによって大きな幅があります。

《価格の一例》
合成漆で作られている位牌 1万円くらいから
黒檀や紫檀など唐木位牌 3.5寸のもので2万円から5万円程度
本漆の位牌 3.5寸のもので約4万円から10万円ほど

○墓石や菩提寺がない場合

菩提寺がない場合は、法要の場所と寺院や霊園などの手配が必要です。
またお墓は故人の御霊をお祀りするための大切な場所です。お参りに際してのアクセスや周辺環境なども重要になりますので、現地の下見をして比較検討をしたうえで決めましょう。墓地の購入情報やお墓作りの流れなど、わからないことは葬儀社等にご相談するのも良いでしょう。

○埋葬

遺骨の埋葬には故人やご遺族の意向に沿った、さまざまな方法があります。
埋葬方法を決める際には、そのときだけではなく先の供養のことも考えなくてはなりません。墓地や霊園への埋葬や、墓地や墓石が必要ない納骨堂への預骨、墓石ではなく樹木を墓標とする樹木葬、海や山などへの散骨(自然葬)など、ご事情に応じた埋葬に対応した専門業者に依頼することが可能です。ご家族など墓所を継承される人の意見を聞いて十分に話し合い、それぞれの事情やご希望にあった埋葬の方法を考えることが必要となります。

○永代供養

お墓参りができない方や、お墓参りをしてくれる方がいない場合でも、寺院や霊園が代わりに責任を持って供養・管理をしてもらえるお墓です。ほとんどの場合は三十三回忌までの供養となります。

○遺品ご供養、遺品整理、ハウスクリーニング

一般的には四十九日を過ぎたあたりを目安にして、ご遺族が遺品整理を行なうことになります。故人の思い出の品は、できるならご遺族が一つひとつ整理したいものです。しかし多くの方が葬儀後の遺品についてお悩みになります。さまざまな事情でどうしても自分で故人の遺品整理をすることができない場合など、ご遺族に代わり大切な遺品の整理や家財の引き取りを遺品整理業者へ依頼できます。業者によっては必要に応じて、ハウスクリーニングやリフォーム、解体なども請け負ってもらうことが可能です。
ご遺族だけでは判断が付かない物も専門の業者から適切にアドバイスを受けることができます。故人が大切にしていた物や、思い出の品だからこそ丁寧に扱い、弔いたいですね。
遺品整理の具体的な流れや、遺品整理業者に依頼する際の注意点などが記載してありますスタッフブログ第三十三回「遺品の整理と形見分けについて」もあわせてご覧ください。

○相続問題

色々なご事情から上手く手続きが進まなかったり、内容が複雑すぎてわからないことがあったりと、放置されてしまうケースも見受けられます。残されたご家族にとって相続は非常に重要な項目ですので、専門家を介してきちんと手続きされることをお勧めします。

いかがでしたでしょうか。今回は、葬儀が終わった後の知識についてご紹介させていただきました。お葬式を終えたあとの手続きなどを、安心してできる限りスムーズに進めていただくためにも、葬儀社のアフターサービス等を必要に応じて利用してみてはいかがでしょうか。葬儀社を選ぶ際のひとつの目安といえるかもしれません。
今後も葬儀のマナーやお葬式に関する様々な事を取り上げてご紹介させていただきますので、よろしくお願いいたします。

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