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2015.3.30

第三十六回 自宅で葬儀のメリット、デメリット

こんにちは。

今回は、「自宅で葬儀のメリット、デメリット」についてお伝えいたします。

数十年前は、自宅での葬儀のほうが、式場での葬儀よりも多かったのではないでしょうか。しかし、現在では、式場での葬儀のほうが多いようです。
これには、いくつか理由がございます。
当ブログでは、それらの理由のご紹介、自宅葬のメリット、デメリット等をご説明させていただきます。

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○自宅葬とは

自宅葬とは、喪主様のご自宅で執り行う葬儀のことです。
読者の中には、祖父や祖母の葬儀がご自宅で行われたという方もおられることでしょう。
本項では、自宅葬の流れと自宅葬が減少した理由について、ご説明させていただきます。

【自宅葬の流れ】

自宅葬であっても、式場での葬儀であっても、基本的な流れに大きな違いはありません。ただし、自宅葬の場合ですと、ご自宅の広さや近隣への配慮等によって、搬入できる葬祭用品の大きさや種類に制限が出てきます。本項では、そうしたことも含めて、一般的な自宅葬の流れをご説明いたします。

  • ①ご臨終
  • ②病院で亡くなった場合は、寝台車にてご自宅までお連れします。
    ご自宅で亡くなった場合は、ご遺体を動かさずに。ご遺族にて警察に連絡します。
  • ③ご自宅にてご遺体安置
  • ④枕飾り(ご遺体の枕元に枕飾りを設置します)
  • ⑤納棺(仏衣を着せる等して、旅立ちの準備を行ないます)
  • ⑥祭壇設営(リビング等、設置可能なお部屋に設置します)
  • ⑦通夜(故人様とのお別れ、弔問客の接待を行ないます)
  • ⑧葬儀・告別式(通夜と同様に、故人様とのお別れ、弔問客の接待を行ないます)
  • ⑨出棺(ご自宅から火葬場へ霊柩車でお送りします)
  • ⑩火葬(最後のお別れです)

③ご自宅でのご遺体安置~⑨出棺までを全てご自宅で行います。

【自宅葬が減少した理由】

自宅葬が減少した理由としましては、下記のことが考えられます。

  • ・核家族化、ご近所付き合いの希薄化により、自宅で葬儀をするという習慣がなくなってきているため。
  • ・核家族化により、一家族のみを想定した広さの住まいに住んでいる方が多いため、近隣への配慮やスペースの確保を考えるのが億劫であるため。
  • ・祭壇の設置や訪問客の接待、葬儀式等を行なう、それぞれのスペースの確保が難しいため。

上記のように、ご自宅でのスペースの確保や近隣への配慮といった事が主な理由のようです。

【見直されつつある自宅葬】

全国的にみれば、自宅葬よりも式場での葬儀のほうが多いのですが、近年、自宅葬を希望される方も少しずつ増えてきました。その理由としては、下記のことが考えられます。

  • ・家族葬をご希望される方が増えており、弔問客はごく近しい親族とご遺族のみの少人数であるため、弔問客にお待ちいただく部屋の確保が必要なく、接待をするために動き回る事が少なくてすむため。
  • ・家族葬をご希望の方の中で、住み慣れた我が家で故人を送りたいというお考えの方が増えつつあるため。
  • ・近年、マンションや一家族を想定した一戸建てなど、比較的スペースの確保が難しい場合においても、各葬儀社が経験と実績を積んでおり、対応できるケースが増えてきたため。

上記のように、ごく少人数の家族葬であれば、ご自宅での葬儀も思ったよりもご負担が軽いケースが多いため、自宅葬が見直されつつあるようです。

○自宅葬のメリット、デメリット

本項では、自宅葬のメリット、デメリットをそれぞれ下記させていただきます。

【自宅葬のメリット】

自宅葬におけるメリットを下記いたします。

  • ・故人様を住み慣れたご自宅へ帰す事ができます。
  • ・式場を借りるわけではないので、式場使用料の必要がありません。
  • ・ご自宅ですので、出棺の時まで時間を気にすることなく、ゆっくりと故人様に付き添えます。
  • ・会葬者の方についても、故人様やご遺族と縁の深い方であれば、ご自宅のほうが、故人様の生前を思い出し、色々な思い出話をしやすい事も多いようです。ご遺族の方としても、故人様をみんなで送る事ができてよかったという感情をもたれる方も多いようです。
  • ・ご近所付き合いがある場合や地域の慣習や伝統、町内会等により、ご近所さんがお手伝いに来てくださることがあります。

自宅葬ですと、上記のようなメリットがございます。式場使用料が必要ないという経済的な理由もメリットの1つですが、故人様とゆっくりとお別れがしたい、住み慣れたご自宅に帰したいという思いから、自宅葬を選ばれる方が多いようです。

【自宅葬のデメリット】
  • ・近隣への配慮が必要となります。(駐車場の確保、お焼香の匂いの配慮、話し声や人の出入りによる騒音等)
  • ・会葬者の接待のため、食器やコップ等の用意や給仕をする必要があります。
  • ・部屋の片付けが必要です。場合によっては家具の移動が必要になる場合もあります。(祭壇設置、会葬者来訪のため)
  • ・宗教によっては、葬儀式の際に必要な仏具の設置が難しくなる可能性があります。
  • ・後片付けの必要があります。葬祭用品は葬儀社が撤去しますし、宗教者が持ち込まれたものは宗教者の方が持ち帰ります。しかし、それ以外の片付けはご自身でされることとなります。
  • ・ご近所さんのお手伝いをメリットとして述べましたが、密葬や家族葬で行ないたい場合、ご近所さんがお手伝いを申し入れて下さったら、断ることも必要となります。また、その場合、お香典を持参される事も多いため、受け取るかどうか、また、受け取った場合は、今後その方なり、町内会なりに義理を作る事になります。もし、そうしたお付き合いが難しいと感じる場合は、デメリットとなるでしょう。

○自宅葬のご準備や注意点について

本項では、自宅葬を執り行うにあたりましてのご準備や注意点についてご説明させていただきます。

【自宅葬のご準備について】

自宅葬では、下記のご準備が必要となります。

  • ・スペースの確保が必要な場合、家具、家電をあらかじめ移動させておきます。
  • ・会葬者が来られるので、貴重品や見られたくないものは、あらかじめ片付けておきます。
  • ・神棚の扉は、白い紙を貼って閉めておきます。
  • ・「忌中」の札を玄関先にかけます。
  • ・会葬者のための駐車場が必要な場合、駐車場を確保されるか、近隣にコインパーキング等がいくつかあるようでしたら、そちらの場所をご案内します。
  • ・会葬者を接待される場合は、お飲み物や軽食、食事、お菓子等を用意します。
  • ・会葬者の人数を把握し、必要に応じて、テーブルや座布団、食器等を用意します。

祭壇の設置や人が動くための導線の確保は葬儀社が考えますので、スペースの確保については、葬儀社とお打ち合わせされた上でご準備される事をお勧めいたします。
駐車場の確保が難しい場合、あらかじめその旨を会葬者にご連絡されると良いでしょう。そうしましたら、公共交通機関やタクシー等を利用してお越しになるでしょう。もしくは、送迎をして下さる方がおられましたら、最寄りの駅までお迎えに行かれるのもよろしいでしょう。

【自宅葬の注意点について】

本項では、自宅葬の注意点について、ご説明させていただきます。

<ご自宅がマンションや団地の場合>
  • ・ご自宅がマンションの場合、マンションの規約や決まりごとのご確認をお勧めいたします。場合によっては、そのマンションで葬儀を行なう事を禁止していることもあります。
  • ・ご自宅が団地の場合、集会所があることもありますので、そうした施設の利用も事前に考慮されるとよいでしょう。
  • ・近隣へは、事前に御挨拶されることをお勧めいたします。お焼香の匂いや人の出入り、話し声等、特に両隣や階下のお宅へは少なからず影響します。
  • ・会葬者の駐車について、他の住人の方の駐車スペースに駐車している、路上に駐車しているような場合は、会葬者に車の移動をしてもらう等、駐車状況にも注意を払われる事をお勧めします。
<ご自宅が一戸建ての場合>
  • ・隣近所へは、事前にご挨拶されることをお勧めします。ご近所付き合いが皆無で、家族葬、もしくは密葬で執り行う場合であっても、葬儀の当日は、人の出入り等で慌しくなり、読経の声やお焼香の匂い等、近隣への影響が考えられますので、ご挨拶されたほうがよいでしょう。
  • ・会葬者の路上駐車等に十分気をつけられ、場合によっては、会葬者の方に車の移動をお願いし、近隣の駐車場をご案内されるのがよいでしょう。

○自宅葬の費用について

本項では、自宅葬の費用についてご説明させていただきます。

【式場の費用】

自宅葬では、式場使用料の費用が一切不要ですので、式場を借りて行うよりも安くなります。式場プランと自宅プランとの費用の違いで最も大きいのが、この式場の費用となります。弊社のプランにおきましても、同様となります。
加えて、弊社をはじめ、多くの葬儀社では、初七日法要はプランに含まれておりませんので、初七日法要を葬儀の後に行なう場合、その分の式場使用料は別途費用となります。しかしながら、自宅葬でしたら、初七日法要もご自宅で執り行いましたら、その分の式場使用料も不要です。
式場プランと自宅プランの違いとしまして、式場使用料の有無が費用の違いとなっております。

【葬儀スタッフの費用】

葬儀スタッフの費用は、プランに含まれることが多いのですが、お茶出し等の接待係や受付係、ご案内係等、葬儀の規模によって、必要となる人員は違ってきます。
これらは、喪主様とのお打ち合わせで決定されますので、必ずしも必要というわけではございませんが、自宅葬であれば、そうした諸々のことをご遺族やご親戚で行なえば、プランに含まれる人件費以外の費用は不要となります。

いかがでしたでしょうか。

今回は、自宅葬のメリット、デメリットについて、ご説明させていただきました。
弊社では、「みんなの家族葬」、「みんなの一般葬」のそれぞれに自宅プランをご用意しております。式場、ご自宅、それぞれにメリット、デメリットがございます。当ブログが皆様のご選択の一助になりましたら幸いです。
今後も葬儀のマナーやお葬式に関する様々な事を取り上げてご紹介させていただきますので、よろしくお願いいたします。

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