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2015.3.15

第三五回 なぜお葬式は高いのか?

こんにちは。

今回は、「なぜお葬式は高いのか?」についてお伝えいたします。

葬儀は大切な方を弔い、悼むためになくてはならない大切な儀式です。
ですから、故人のためにも遺された遺族のためにもお葬式は少しでもよいものにしたいものです。
しかし、お葬式をするのには当然、お金がかかります。そしてお葬式の規模や参列者の数にもよりますがその金額は決して安くはありません。このブログをご覧のみなさんの中にも過去にお葬式をしてみてその費用が高いと感じた方は少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は、お葬式に関するさまざまな費用やその金額についてなるべくくわしくご紹介させていただき、なぜお葬式は高いのか?という素朴な疑問についてお答えさせていただきたいと思います。

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○お葬式の費用にはどれくらいかかるのか?

今回は「なぜお葬式は高いのか?」についてご紹介させていただきますが、その前にお葬式をするのにはどのくらいの費用が必要かについてご説明させていただきたいと思います。
インターネットでお葬式の費用などについて取り上げているサイトの記事などを見てみると近年のお葬式の費用の平均は約200万円前後であるというような数字をよく目にします。

この200万円前後という金額は財団法人消費者協会が実施している「葬儀についてのアンケート調査」の結果の引用ではないかと思いますが、日ごろから葬儀の現場に携わらせていただいている私から見るとこの数字は少し、実際の金額からはずれているように感じます。

近年のお葬式を見ていると実際のお葬式の費用は多くの場合、香典返しなども含めてだいたい120万円~130万円程度ではないかと感じます。
以前は、もっと高額なお葬式も多く、費用ももう少し高かったのですが、最近では核家族化が進んできたため、親戚付き合いなども以前に比べるとだいぶ少なくなり、ご近所とのお付き合いも減ってきているため、かつてのように大きな規模のお葬式を行い、そこに親戚やご近所の方を招いて盛大に故人を送るということは少なくなりました。
そのため、近年ではお葬式の会場として比較的安い料金で利用できる小規模の斎場が利用されたり、お葬式を行なっても参列者が少人数になるため、香典返しの金額も少なくて済んだりすることが増えてきています。
ただし、つい最近ではアベノミクスによる経済効果を受けてかお葬式の費用にかける金額はわずかに上がっているようです。

○なぜお葬式は高いのか?

ここまではお葬式の費用というものが決して安いものではないということをお伝えしてきました。
では、なぜお葬式の費用のこのように高くなってしまうのでしょうか。ここからはその理由についてなるべくくわしくご紹介させていただきたいと思います。

○会場の利用料はなぜ高いのか?

多くの場合、お葬式で一番高くなってしまうのがお葬式で使う式場や斎場などのお葬式で利用する会場の費用です。
なぜ式場や斎場の費用が高くなってしまうかというと、そもそも式場や斎場を建てるのには莫大な費用がかかっているからです。
また、特に大きな会場やさまざまな設備が整った会場、広い駐車スペースが用意されているような利便性の高い会場の場合には、さらにその会場を維持し続けるのにも莫大な費用が必要不可欠となります。そのため、施設の維持費の分だけ式場や斎場の利用料も高額となってしまうのです。

しかし、ここまでご覧になったみなさんの中には「式場の利用料が一番高くなってしまうなら、いっそのこと式場を使わず自宅でお葬式をしてしまえばよいのでは?」と考えられる方も少なくないでしょう。

確かに以前までは、お葬式といえば自宅で行われる自宅葬が主流であったようですが、最近では自宅葬でのお葬式の割合が減少してきており、都市部では約90%、それ以外の地域でも70%~80%の方は自宅以外の場所を式場や斎場として利用しているようです。

お葬式を行なう場所として、自宅以外の場所を利用する理由はさまざまですが、生前に社会的な立場や多くの方との交際関係を持っていた方の場合にはその訃報をより多くの方に知らせたり、生前お世話になった方々に感謝を示したりするために式場を借りて、比較的大きな規模でお葬式を行なうことがあるようです。

また、特に都市部などの場合は部屋のスペースの問題で祭壇が入らなかったり、焼香の煙が近隣住民の迷惑になってしまったりするなどといった住宅事情の問題があり、自宅でお葬式をするのが難しいというのもお葬式を行なう場所に自宅ではなく、式場を選ばれる理由のひとつだといえるでしょう。

実際のお葬式の現場を見ていても、自宅でお葬式することの難しさを本当によく感じます。
あるお葬式では、集合住宅での自宅葬で棺がエレベーターに入らず、葬儀社のスタッフが階段を汗だくになりながら、時間をかけて棺を運んだということがありました。
また、別のあるお葬式のときには自宅でお葬式を行ったところ、お葬式の最中にご近所の方が迷惑だと苦情を言いに怒鳴り込んで来てしまうような場面もありました。

特に多くの参列者を招いて自宅葬を行うような場合には、自宅の周辺で車の出入りが多くなることなどもあるため、特に近隣の方々の迷惑となってしまうことがあるようです。

そのため、自宅でのお葬式をする際にはご近所の方との関係が良好であることが必要だといえるでしょう。しかし、先ほどもご説明させていただいたとおり最近では近隣とのご近所づきあいもすっかり減ってきてしまっているので、ご近所の方々と良好な関係を築くことは難しくなっているといえるでしょう。

ですから、多少の利用料がかかったとしてもお葬式には式場や斎場などの自宅以外の場所を使うほうが無難だといえます。

○会場の利用料について

ここまでは式場の使用料がもっとも葬儀費用で高くなるということについて触れてきましたが、一口に式場や斎場といってもお葬式に利用される式場や斎場にはさまざまな種類があります。そして、式場を利用したときの費用もどのような斎場を利用するかによって大きく異なります。

そこでここからはさまざまな式場や斎場の種類とその費用についてご紹介していきたいと思います。

【民間斎場(セレモニーホール)】

その名の通り、民間の葬儀会社などが所有する葬儀専用の斎場です。
近年ではこのような施設は「セレモニーホール」とも呼ばれるようになりました。
このような斎場の特徴としては設備がよく整っていて利用しやすいという利点があり、たとえば、民間斎場の中でも「総合斎場」と呼ばれる火葬場が併設されている斎場は設備が整っている斎場のひとつといえるでしょう。

また、一口に民間斎場といってもその規模はさまざまで大規模なお葬式が行えるような大きな式場もあれば、近年増えてきている家族葬でのお葬式のような比較的小規模なお葬式に適したコンパクトなものまでいろいろとあります。
もし、お葬式にこのような民間の斎場を利用されるのであれば、参列者の人数にあわせて利用する施設の大小や利便性も考慮してみるよよいでしょう。

なお、民間斎場を利用する場合の費用の目安は10~40万円くらいです。
斎場の場所やその規模の大きさなどによって利用料は大きく異なってくるため、利用料が比較的高額なところと低料金で利用できるところとではその金額にとても大きな幅があります。

【寺院斎場】

先ほどご紹介させていただいた民間斎場が、葬儀社などの民間所有の斎場であったのに対して、こちらは寺院(教会も含む)が所有する斎場です。
この寺院斎場にもいくつかの種類があり、寺院の境内に別棟で斎場を設けて貸し出しているものや本堂を斎場として貸し出していることもあります。

なお、このような寺院斎場は信徒の方々の寄付によって成り立っているので信徒以外は利用することができない場合があります。
しかし、寺院斎場であっても檀家以外の方に斎場を開放して貸し出していることがありますので、もしお葬式で寺院斎場を利用したいと考えている場合には檀家でなくてもその斎場が利用可能であるかもしっかり確認しておきましょう。

また、寺院斎場を利用する場合、利用できる宗教や宗旨、宗派には制限がありますので、喪家の信仰されている宗教や宗旨、宗派も合わせて事前に確認しておくとよいでしょう。

なお、寺院や教会などの宗教施設を寺院斎場として利用する場合の費用については相場がないため、利用料は斎場を所有する寺院との相談によって決まります。

【公営斎場】

公営斎場とは地方自治体が運営する斎場です。比較的安い利用料で利用することができることと、宗教や宗旨、宗派を問わず利用することができることも大きな利点であるといえるでしょう。

なお、このような公営斎場は首都圏よりも地方で多くみられます。
しかし、公営斎場はその斎場を運営している自治体の住民しか利用できない場合があるので、公営斎場を利用したいと考えているのであれば利用制限があるかどうかについても前もって確認しておくのがよいでしょう。

ちなみに公営斎場を利用する場合の費用の目安ですが、数万円ほどで利用できるところや無料で貸し出しているところなどもあります。

なお、ここまででご紹介させていただいた民営斎場や寺院斎場、公営斎場以外にも葬儀の式場としては集会場や公民館を利用することもできます。

【祭壇の利用料はなぜ高いのか?】

さて、ここまでは式場や斎場を利用した場合の利用料についてご紹介させていただきましたが、ここからは祭壇の利用料についてもご説明させていただきたいと思います。

上記のとおり、お葬式の費用で一番高くなってしまうのは会場の利用料ですが次に気になる費用といえば、やはり祭壇の利用料でしょう。
ところで、祭壇はお葬式で一度利用するだけのもので、しかも祭壇自体は同じものを他の家のお葬式でも使いまわしで使っているのにどうしてあのような高額な利用料が必要になってくるのでしょうか。

それは祭壇を組み立てるときに必要なスタッフの人件費と技術料のためです。
祭壇は上記のとおり、同じものを他の家のお葬式でも使いまわしているのですが実際にお葬式で祭壇を組み立てられるときにはそのお葬式ごとに祭壇の組み立て方が大きく異なります。
これは一口に祭壇といっても故人や遺族がどの宗派を信仰されているかによって祭壇の組み立て方や供える供物、それらに込められた宗教的な意味合いなどがひとつひとつで違ってくるためです。

このような宗派の違いなどをしっかり理解してそのお葬式に適した祭壇を組み立てるには葬儀についてのさまざまな知識やノウハウが必要不可欠です。
そのため、祭壇はたとえ同じものを使いまわしていたとしてもそれを組み立てるために必要な葬儀社スタッフの技術料、人件費が必要となるということです。
また、祭壇をきれいな状態で使えるように維持したり、管理したりするのにさらに費用がかかります。
このことからも祭壇を用意するのには利用料としてある程度の金額がなくてはならないことがご理解いただけるでしょう。

○祭壇の利用料について

ここまではなぜ祭壇の利用料が高くなってしまうかについてご説明させていただきましたが、会場のときと同様で一口に祭壇といってもお葬式に利用される祭壇にはさまざまな種類があります。そして、祭壇を利用したときの費用もどのような祭壇を利用するかによって大きく異なります。

そこでここからはさまざまなかたちの祭壇の種類とその費用についてご紹介していきたいと思います。

【白木祭壇】

仏式と神式の葬儀で古くから用いられている伝統的な祭壇のかたちで、木でできた木製の祭壇で見た目は寺院を小さくしたようなものです。

なお、白木祭壇を使用した場合の費用の目安ですが、だいたい20万円~100万円くらいです。

【生花祭壇】

上記の白木祭壇が木製の祭壇であるのに対して、生花祭壇は生花だけを使って作られた祭壇です。
また、この祭壇は仏式や神式だけでなく、キリスト教式などのお葬式にも宗教や宗派を問わずに利用することができます。

なお、生花祭壇を使用したときの費用はどの種類の花を使ってどんなデザインの祭壇にするかなどによって異なりますが、一般的には上記の白木祭壇の2割から3割増しの料金となります。

このように生花祭壇を使用すると白木祭壇に比べて費用は割高になりますが、費用が高い分、とてもきれいな祭壇にすることができます。そのため、近年では生花祭壇は白木祭壇に並んで祭壇の主流となってきています。
ちなみに、生花祭壇は特に女性の方に好まれているようです。

【その他】

上記のとおり、近年まで主流となっているのは主に白木祭壇と生花祭壇の2種類ですがこの他にも棺の周りをシンプルに飾る棺周り祭壇、故人の意向や趣味を反映させたオリジナル祭壇などがあります。
前者は家族葬などの比較的小規模なお葬式に向いているといえます。また、後者のオリジナル祭壇は無宗教葬や自由葬などでよく見られます。

○お布施はなぜ高いのか?

お葬式をするときに気になる費用のひとつはなんといっても僧侶などの宗教者の方にお渡しするお布施に必要な費用でしょう。
特にお布施の費用はここまでご紹介してきた会場や式場の利用料のように明確に料金化されていないものなので、いざお葬式のときになってどのくらいお渡ししたらよいのかと不安になったり、お布施の金額の目安を聞いて驚いてしまったりされる方も多いでしょう。

では、なぜ宗教者にお布施をお渡ししなくてはいけないのでしょうか。
みなさんの中には宗教者にはここまで高額なお布施は必要ない、必要以上に高額な金額をもらっていると考えている方も少なくないのではないでしょうか。
確かに、ごく稀ではありますが必要以上に高額なお布施をもらっている宗教者の方も一部ではいるようです。しかし、多くの場合そのようなことはほとんどないと言っていいでしょう。

それならば、なぜ宗教者にお布施が必要なのでしょうか。
まず、その理由のひとつは寺院そのものの維持費です。寺院をそこで存続させていくためには当然そのための維持費が必要不可欠です。
また、墓地の管理のための費用や僧侶の着る衣装を維持するための費用など、さまざまな費用も必要になるため、お布施がなくてはならないのです。

なお、実際にお葬式でお渡しするお布施の費用の目安ですが、読経料・戒名料・御車代・御膳料を合わせてだいたい30万円から60万円前後です。

ただし、お布施の金額についてお住まい地域やその寺院のごとによっても大きく異なりますので、お布施の金額についてより詳しくお知りになりたいという場合は率直に寺院にいくらお渡しすればよいか尋ねてみてもよいでしょう。

○費用を抑えてよいお葬式をするにはどうすればよいか?

ここまでは、なぜお葬式が高いのかという理由についてご紹介させていただきましたが、しっかりと費用を抑えてよいお葬式をするにはどのようにすればよいのでしょうか。
ここからはそのためにどうすればよいのかについてご説明させていただきます。

【無駄な費用を抑える】

近年、多くの葬儀社はお葬式に必要なさまざまなものをセットにしてプランを設け、プランをランクわけしてそれぞれにセット料金を設定しています。
しかし、このセット内容だけでは実際にお葬式をすることができないことも多く、大抵の場合はセットにはじめから入っている内容に加えてオプションとして設定されているさまざまなサービスを付け加えることとなります。

ここで注意をしたいのが、どの程度オプションのサービスを追加するかについてです。
葬儀をする際には事前に葬儀社に見積もりを出してもらいますが、このときに不要なオプションが見積もりとして含まれていることもあります。
また、お葬式の費用の見積書には普段、私たちがあまり見慣れない専門用語が含まれていることも少なくないので見積書などを見ていて不明な点があれば、遠慮なくその場で担当者に質問をしてみるのがよいでしょう。

【事前にしっかりと準備をしておく】

お葬式の費用を抑えるためにしておきたいことのひとつとして、事前の準備があります。
家族などの親しい人が亡くなってしまい、悲しみ、動揺している中ではいざお葬式の内容やその費用のことを考えようとしてもなかなかうまくいかないものです。
突然のことに戸惑い、何をどうしたらよいかわからないうちに何もかもが終わってしまい、後になってから後悔してしまうということも少なくありません。
そこで、いざお葬式が必要となったときに慌てないで済むように費用のことについては前もって葬儀社に事前相談をしたり、見積もりを出してもらったりするのがよいでしょう。

○「みんなのお葬式」のお葬式セットをお勧めいたします。

費用を抑えてよりよいお葬式をしたいとお考えのみなさんにみんなのお葬式のお葬式セットをお勧めいたします。
その理由のひとつは、なんといっても葬儀の費用です。

先ほど、お葬式でもっとも高額となるのはお葬式に使用する会場の費用であるとご紹介させていただきましたが、みんなのお葬式セットではこの会場の使用料もセットに含まれております。(※みんなの家族葬、みんなの一般葬の式場プランの場合)
上記でもご説明させていただいたとおり、式場や斎場には莫大な建設費や維持費、管理費が必要となるため、本来、式場や斎場などの会場を利用するお葬式は費用が高くなってしまうのです。
ですが、みんなのお葬式ではできる限り費用を抑えて会場費もセット料金に含めています。しかし、これはあくまでみんなのお葬式セットだから実現可能なプランです。
もしも、葬儀社で行なうお葬式のうち1割以上が会場の使用料まで含めて、この金額でのお葬式となったならば、葬儀社はたちまち破綻してしまうでしょう。

みんなのお葬式では、それほどにギリギリまで価格を下げたうえで会場費も含め、お葬式に必要なものをセットにしてプランとしてご案内しております。

また、先ほど費用を抑えてよりよいお葬式を実現させるためには事前相談をしっかりとして出された見積もりに不必要なオプションなどの無駄がないかどうかを見極めることであるとご説明させていただきましたが、みんなのお葬式では事前相談は365日24時間いつでも何度でも無料となっていますから、ご納得のいくまでお葬式の内容やその費用について相談することもできます。

いかがでしたでしょうか。
今回は、なぜお葬式は高いのかについてご紹介させていただきました。
このブログをご覧いただいてお葬式の費用についてより関心をもって考えるきっかけとしていただければと思います。
今後も葬儀についての疑問やお葬式に関する様々な事を取り上げてご紹介させていただきますので、よろしくお願いいたします。

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