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2015.1.17

第二十九回 仏壇の購入について

こんにちは。

今回取り上げるテーマは、「仏壇の購入について」です。
仏壇の購入といえばとても大きな買い物になります。
以前より家に仏壇があり、買い換えるなら多少の知識や購入先に宛てがあり、相談もできますが一からの購入になれば、「どこに、どんな、いくらぐらい」のものを購入すればよいか悩んでしまいがちです。そんな方々に、少しでも役に立てばと思い御案内させていただきます。

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○仏壇の購入

【仏壇の構造】

仏教では仏様の御堂を厨子と呼びます。
仏壇は仏像や先祖の位牌を安置する、家庭用の厨子だと考えられています。
仏壇には、観音開きか三方開きの扉が付いています。
これは、寺の山門を見立てたものです。
扉を開けてみると、上段中央の1段高くなった場所があり、これを「須弥壇(しゅみだん)」と呼びます。ここは、仏様の世界を象徴する須弥山をかたどっていて、ご本尊を安置する場所です。
この須弥壇が仏壇全体の中心であると考えられています。
須弥壇の上部にあるのが「宮殿(くうでん)」と呼ばれる聖なる場所です。
これらは、仏教の求める最高の理想世界を象徴しています。
又、仏壇の構造は宗派によって形式がことなるところもありますが、一般的には須弥壇にご本尊を安置し、脇侍仏、両大師を祀ります。詳しくは、菩提寺に相談するとよいでしょう。

【仏壇の種類】

仏壇の大きさ、安置場所によって台付きの仏壇、上置き仏壇、他に素材、装飾の点で塗り仏壇・唐木仏壇・新仏壇に分かれます。

台付き仏壇 仏間、床の間、畳の上などに安置し、座って拝むのが台付き仏壇です。
台には引き出しがあり念珠、経本などを収納できます。
上置き仏壇 たんすや棚の上などに安置するのが上置き仏壇です。紫檀、黒檀などの唐木を使ったものが多く、60センチほどの高さが一般的です。
塗り仏壇(金仏壇) 檜、杉などを使い漆塗りした上に金箔で仕上げます。仏壇の内部は荘厳作りという技法で美しく飾っています。主に、近畿、東海、北陸を中心に祀られています。
唐木仏壇 金仏壇と比べると小型で、材質は桑、花梨、胡桃、桜、黒柿などが用いられます。
金箔などの装飾はありませんが黒檀や紫檀などの上質な色合いを生かしたものも
あります。関東地方で多く使われています。
新仏壇 合板やアルミニュウム、プラスチックを用いたものです。虫がつかず、手ごろな価格で購入できるところが特徴です。都市部では急激に増えています。

最近ではその他に、「家具調仏壇」も出てきております。これらは、ワインカラー、コーヒーブラウンなどの合板で出来ていて、扉をしめておくと本棚やタンスのように見えるものです。
仏壇内部はコンパクトになっていて、部屋の雰囲気をこわさない点で人気があります。

【大きさと価格】

市販されている仏壇はたかさによって大きさが決まります。
1号は1寸を表します。
台付き仏壇の場合は、50号(152センチ)から57号(173センチ)、上置き仏壇の場合は、20号(61センチ)から30号(91センチ)程度が標準です。
また、大・中・小に分ける場合は、次のようになっています。
大型仏壇は、縦171センチ x 横90センチ、中型仏壇は、縦99センチ x 横76センチ、小型仏壇は、縦76センチ x 横46センチです。
仏壇の価格は、特注品から既製品まで非常に幅があります。
参考ですが、塗り仏壇は台付き型で100万円くらいから1000万円、唐木仏壇(台付き型)で25万円から800万円、上置き型で15万円から200万円といったところです。
仏壇、仏具店によっては高級品が中心のところなど、品揃えに特徴があるので予算に応じた店を選ぶことをおすすめします。

【購入の時期】

一般的に仏壇を購入しようと考えるのは新仏が出た直後が多いでしょう。
四十九日忌や百か日忌などの法要で、家庭に仏壇がないと格好がつかないという気持ちから購入するケースが多いようです。
新仏が出たわけでもないのに仏壇を買うと死者が出る、うるう年には仏壇を買ってはいけないなどと言いますが、これには何の根拠もない話です。
最も適当なのは法要の時期ですが、思い立った時に購入してもよいのです。特に新仏が出ると墓地や法事などで費用が必要になります。
初めて仏壇を購入するのであれば仏事に関係なく、家を新築・改装したときなど生活の変化に応じて購入を考えてもよいでしょう。

○購入のチェックポイント

一生のうちで仏壇を買う機会はたびたびあるものではありません。
又、価格も高価なものであり、購入の際にはいろいろな点から検討する必要があります。
仏壇購入のチェックポイントについて説明しましょう。

【生活環境と大きさ】

それぞれの住まいに適した大きさの仏壇を購入することが大切です。
日本間に安置するのか洋間にするのか、最初に安置する場所の幅、高さ、奥行きを確認してから仏壇を選びましょう。
家が狭くても上置き仏壇なら、タンスや棚の上に置けるので便利です。

【価格】

仏壇の価格には非常に幅があります。
ある仏壇店の売れ筋は台付き仏壇で20万円から65万円で、上置き仏壇で20万円から30万円となっています。
購入の際には、あらかじめ予算を立てて仏壇店に相談したほうがよいでしょう。
予算立ての目安は「最低でも給料の1ヶ月分」などとも言いますが、御祀り気持ちがなにより大切なので価格にこだわり過ぎないようにしましょう。
子孫まで伝えることを一番に考え、長く愛着のわくものを選ぶという心が肝心です。
又、仏壇の購入に伴い仏具の購入も必要になります。
仏具の購入予算は、だいたいですが仏壇の2割から3割程度だと言われています。
材質によっても価格は違います。最低限必要なのは、三具足です(2万円から)。
その他に、位牌(1万円前後から)、ご本尊(木像の場合約3万円から)なども含め総予算を決定します。予算を決めたなら仏具店で見積りを立ててもらいます。

【材質】

仏壇の耐久年数は平均的な価格のもので約50年だそうです。
仏壇は素材と職人の仕事具合によって値段が決定すると言われています。
購入の際には材質、仕様を十分に吟味する必要があります。仕様に応じてよい仏壇を見分けるポイントを挙げてみましょう。

《塗り仏壇の場合》

漆塗りと金箔が丁寧に施されているものが良質な品です。
漆部分にブツブツなどがなく、鏡のように滑らかで艶のあるものを選びます。
金箔は一枚掛け、二枚掛けなどがあり、三枚掛けが最高品です。
金箔をはった部分が厚いものを選びましょう。
他に仏壇の各部分を留めた金具(銅または真鍮製)がきちんと打ってあるかどうか確かめましょう。

《唐木仏壇の場合》

黒檀、紫檀などが高級品とされています。他に桜や桐なども使われていますが、いずれも節がなく木目が美しく整っているかどうか見分けます。又、厚手の材料が用いられ艶出しがきれいなものが上質です。各部分の組み合わせはニカワ付けではなくホゾ組になったものを選びましょう。

【安置場所】

昔からさまざまな言い伝えがありますが、むしろ現在の住宅事情や生活習慣に合わせて考えた方がよいでしょう。

【神棚と向かい合わないように置く】

家庭において神棚と仏壇は向かい合わないのがよいとされています。
これは、神と仏というそれぞれに大切に祀らなければならないものを相対させるのは、好ましくないとの考えで、この位置では仏壇にお参りをする時には神棚に、神棚に参拝する時は、仏壇にそれぞれお尻を向けることになるので、よくないとも言われています。

【高いところに置かない】

仏壇を安置する目的は、家庭においてご本尊やご先祖を拝み、供養するということにあります。
あまりにも高いところに安置すると、日々の供養に不便なので、できるだけ家族の身近な場所に置くべきでしょう。人が座った姿勢からご本尊を拝める位置が最適です。

【落ち着いた場所に安置する】

仏壇を安置する部屋に特に決まり事はありません。地方では大きな屋敷に仏間を設ける家もあります。仏壇は先祖の霊を祀り、仏教の理想世界と相対するところと言う考えから、家族が心静かに拝める仏間があるのです。
心静かにお参りできる環境という点では、一戸建ての場合は客間や居間などが適しているでしょう。
又、マンションなどでは居間の正面などで、直射日光を避けて風通しのよい場所を選びます。
最近では、壁面のユニット家具にはめ込めるタイプの仏壇もあるので、こうした仏壇を選ぶのもよいでしょう。

○仏壇とお供え

【仏具の名称と祀り方】

第一にそろえる必要があるのは三具足であります。三具足とは、香炉、花立て、燭台・花立てが1対になれば五具足、五具足に茶湯器、仏飯器をひとつずつ加えたものが七具足、五具足に茶湯器1つ、仏飯器1対、高坏1対を加えたものが十具足となります。

【お供えとその意味】

仏壇のお供えは仏様を敬う気持ちを表しています。
「香」「花」「燈燭」「浄水」「飲食」の5つを「五供」と呼びます。

《香》

香はよい香りが隅々までまんべんなく行き渡る事から、すべての人々に行き届く仏の慈悲を表しているといわれています。抹香と純粋な沈香、線香のいずれかが使われます。線香は火のつきがよく、長持ちするため、普段は線香を、仏事には抹香をと使い分けることが多いようです。
線香のあげ方は宗派によって異なります。
点火はマッチでもろうそくの火でもかまいません。
又、線香についた炎は、ろうそく消し用のうちわを使うか、線香を強く振って消すようにします。

《花》

花は正面が礼拝する人に向き合うように供えます。これは、仏壇に対面した人の心が花によって清められると言う意味があるからです。
花は枯らさないように、こまめに入れ替えて、常に新鮮な花をお供えしたいものです。

《燈燭》

暗黒を明るく照らす燈明は仏の知恵や慈悲の光を表します。
燈燭には灯籠、燭台のほか輪燈などがあります。
明かりには豆電球やろうそくを用いるのが一般的です。燈明は日常のお勤めで用います。
点火にはマッチを使い、お勤めが終わったら消します。

《浄水》

仏前に供える清浄な水を「閼伽」と言い、水道水でも構いませんが、毎朝、家族が飲む前の最初のお茶を供えてもよいでしょう。
お供えした水は、鉢植えなどに注いでやるのがよいとされています。

《飲食》

毎朝、家族の食事の前にご飯をお供えするのが仏飯、故人の命日や法事その人の好物を供えることを「霊供膳」といいます。肉や魚など生臭いもの、ニンニク、ニラなどを使った料理は避けます。
又、仏飯は昼前には下げ、いただきます。

○宗派による仏壇の祀り方

【ご本尊の役割】

ご本尊は宗派によって異なり、その形式も仏像や掛け軸、お題目を記したものなど様々です。
仏壇に祀る時は、ご本尊を中心に各宗派の宗祖、高祖らの画像を脇掛として左右に飾るのが一般的です。ご本尊や脇掛などは仏壇の開眼を行なう時に、自分の宗派の寺院で求めるとよいでしょう。

【位牌の種類】

死者の霊を祀るために戒名を書いて仏壇や寺院に安置するのが位牌です。
位牌は死者を象徴しており、故人を仏として崇める対象になります。
位牌にはいくつか種類があります。

【白木の位牌】

死者が出た場合、通夜か葬儀のときまでに白木の位牌に僧侶が戒名を書いてくれます。
葬儀では祭壇に安置し、四十九日までは家の中陰壇に祀ります。
その後、この白木の位牌は菩提寺に収めて代わりに札板位牌などを仏壇に飾ります。

【札板位牌(札位牌)】

故人1人にひとつずつ作られる位牌です。黒塗りのもの、金箔を貼ったものなどがあります。
蓮台を付けただけのものから唐草模様を彫り込んだ蒙華なものなど形はさまざまです。

【繰り出し位牌】

先祖代々の位牌をまとめて収納できる位牌です。屋根や扉が付いており、この中に戒名・法名を記した板の位牌を入れます。複数入るようになっており、手前にある位牌は外から見えるようになっています。仏壇が小さく全部の位牌を並べられない場合などに利用します。
位牌は命日の順番に並べて収納し法要が終わると後ろに回して、しまいます。

【逆位牌】

亡くなる前に戒名・法名を作る場合もあります。これを逆修牌と言いますが、生前は朱色で文字を記します。

【宗派別ご本尊と祀り方】

ここでは図を用いて説明できれば本当はよいのでしょうが、宗派とご本尊をご案内します。
祀り方については、機会があれば図の記した書を一度みていただければと思います。

  • ・天台宗 (ご本尊) 釈迦牟尼如来
  • ・真言宗 (ご本尊) 大日如来
  • ・浄土宗 (ご本尊) 阿弥陀如来
  • ・浄土真宗本願寺派 (ご本尊) 阿弥陀如来
  • ・浄土真宗大谷派 (ご本尊) 阿弥陀如来
  • ・臨済宗 (ご本尊) 釈迦牟尼如来
  • ・曹洞宗 (ご本尊) 釈迦牟尼如来
  • ・日蓮宗 (ご本尊) 釈迦如来か日蓮座像か釈迦の教えの根本を説いた「十界曼荼羅」かひげ題目の掛け軸

いかがでしたでしょうか。
今回は、仏壇の購入についての知識をご紹介させていただきました。
どこの家にもある仏壇。外から見ているだけでは、同じ様に見えますが、宗派によって祀られる内容の意味や配置など、それぞれ違うものだということが、今回を通じてお伝えすることが出来たでしょうか。まずは自分の宗派を理解することが大切であり、興味があれば他の宗派との違いを知っておくのもよいでしょう。
今後も、葬儀のマナーやお葬式に関する様々な事を取り上げてご紹介させていただきますので、よろしくお願いいたします。

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