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2015.1.5

第二十七回 密葬について(マナーや家族葬との違い等)

こんにちは。

今回取り上げるテーマは、「密葬について(マナーや家族葬との違い等)」です。

密葬といいますと、芸能人や文化人などの方が亡くなられた場合、新聞やテレビなどで、「葬儀は、故人の強い希望で密葬にて執り行われました」や「近親者のみの密葬で行なわれました」などと報道されることがあります。
こうして聞いていると、なんとなく、近親者だけで行なう葬儀が密葬だというイメージが湧いてきますが、家族葬も同じ様に、近親者だけで行なう葬儀だと言えます。
では、密葬と家族葬は同じなのでしょうか?それとも違うのでしょうか?
また、そもそも密葬とはどういうお式なのでしょうか?
当ブログでは、これらの疑問へのご回答の他、密葬のマナーなど、密葬についてご説明させていただきます。

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○密葬とは

密葬という言葉から想像できますが、密葬は「秘密の葬儀」の意味から来た言葉です。この場合の秘密というのは、「近親者以外には閉じられている」という意味です。
密葬とは、近親者のみで執り行われる葬儀のことを指します。説明としては、これだけなのですが、なぜ、近親者のみで執り行うのか?というところに事情があります。本項では、本来の密葬、一般的な密葬、現在の密葬等、それぞれのご説明をさせていただきます。

【本来の密葬の意味】

前述いたしました通り、「近親者以外には閉じられた葬儀」の意味です。理由は様々ではありますが、自死や感染症による死、犯罪による死など、会葬者を呼びたくない場合にひっそりと行なわれてきました。もちろん、これ以外でも、経済的な理由もあったでしょうし、お子様を亡くされて途方に暮れてしまい、とても人前にでるような心境になれないといったこともあったと考えられます。
このように、何らかの事情により、ご近所さんや友人・知人を呼ぶことのできない場合に行なわれる葬儀のことが密葬と呼ばれてきたようです。当然ながら、こうした事情により、お骨にした後に本葬を行なうようなことはありませんでした。

【一般的な密葬の意味】

前述いたしましたように、密葬とは「近親者以外には閉じられた葬儀」という意味です。従いまして、密葬の後には本葬が必ずあると言うものではなく、むしろ、本葬が無いことのほうが意味合いとしては正しいと考えられます。
しかし、一般的には、密葬を行ったといいますと、その後に本葬やお別れ会、社葬などがあると思われています。
これは、芸能人や文化人、企業の代表者や政治家など、会葬者が非常に多いと予想される方が亡くなられた場合、通夜・告別式を行なう一般的な葬儀を行なうと、非常に大規模な葬儀となり、準備に時間がかかるため、近親者のみで先にお別れを済ませ、お骨にしてから、本葬を行なうケースが当たり前のように行なわれてきたことによります。
そのため、一般的に密葬をするということは、簡単な葬儀や火葬のみの葬儀、ましてや費用の負担を軽くするための葬儀ということではなく、逆に本葬が大規模になるために行なわれるものになっています。

【現在の密葬の意味】

現在では、「近親者のみで執り行われる葬儀」という言葉だけが独り歩きしており、密葬という言葉が、火葬式や家族葬と混同して使われています。葬儀社の中にも、火葬式や家族葬のことを密葬と説明して、自社プランを提案しているところもあります。
そのため、現在における密葬は、会葬者が少ない場合や費用負担を軽くするといった目的で、火葬のみを行なう葬儀のことを指すことが増えてきています。

【骨葬地域における習慣を密葬という場合】

東北地方が中心となりますが、全国各地において、特別な事情があるわけではなく、その地域によって、通夜・告別式の前に火葬を済ませる習慣が存在します。このことを密葬と称することがあります。

【密葬にする理由】

本来の密葬の意味と一般的な密葬の意味、現在の密葬の意味がそれぞれ違う意味になっていますが、ここでは、いずれも合わせて、密葬にする理由をいくつか挙げさせていただきます。

  • ・自死や感染症による死、犯罪による死などの事情により、会葬者を呼びたくない理由があるため。
  • ・本葬の準備に時間がかかるため。
  • ・本葬が大規模になるので、近親者のみでゆっくり故人とのお別れをしたいため。
  • ・マスコミ関係者や縁の薄い方が大勢来られて困るため。
  • ・年末年始のように、会葬者が出席しづらい時期に亡くなり、葬儀が暫く先になりそうな場合、ご遺体の傷みを考慮して、先にお骨にするため。
  • ・故人の希望であったため。
  • ・故人がご高齢である場合や、親戚付き合いがほぼ無い場合等、会葬者がほとんど見込めないため。
  • ・お式を簡略化して費用負担を減らすため。
  • ・地域の習慣として、通夜、告別式の前に火葬するため

○密葬と家族葬との違い

【イメージの違い】

密葬も家族葬も、「近親者だけで行なう葬儀」です。どちらも明確な定義があるわけではありませんので、現在のように密葬と家族葬が混同されているからといって、問題があるわけではありません。
しかしながら、密葬を行なったと言いますと、その後に本葬やお別れ会があると思われてしまうことや、何か事情があったのかと勘ぐられることがあるかもしれません。
一方で、家族葬を行なったと言いますと、その後に本葬やお別れ会があるとは思われず、ましてや、やんごとなき事情があったと勘ぐられることはほとんどないでしょう。
特に、家族葬という言葉が一般化しており、家族だけでゆっくり送りたいといったイメージが先行しているためであると考えられます。

【実際の葬儀についての違い】

密葬は、葬儀式のみですが、家族葬では、どのようなお式にするかは自由です。近親者以外の方でも、ご参列いただきたい方はどなたでもお呼びになっていただけます。火葬式でも一日葬でもかまいませんし、もちろん、通夜と告別式を行なう一般的な葬儀であっても、全て家族葬となります。

【葬儀への出席人数について】

密葬では、会葬者が1人であろうと、数百人規模になろうとも関係はありません。何人であろうと密葬と呼びます。明確な人数の定義はありませんが、密葬の本来の意味である「近親者のみで執り行われる葬儀」という点から、近親者が数百人いて、近親者以外が出席していない社会的に閉じられた葬儀であれば、それは密葬に当たると考えられます。
一方、家族葬については、こちらも明確な人数の定義はありませんが、一般的に、数百人になるような葬儀は家族葬とは言わないことが多いです。これは、そもそも家族葬という言葉が世に出始めた当初から、比較的小規模、コンパクトな葬儀を指す言葉であり、密葬のように事情があって行なわれるものではなく、葬儀の規模を指して使われる言葉だったからです。家族葬の範疇を超えた人数の葬儀については、一般葬と呼ばれることが多いようです。

○密葬におけるマナー

【密葬の告知について】

密葬は、「秘密の葬儀」ですので、近親者以外は、事前に密葬の日時を知らされることはありませんし、知ることもできません。仮に、近親者以外に知らされていた場合、それは密葬ではなく、通常の葬儀です。
なお、当然のことながら、密葬となれば、出席する近親者が他言するようなことがあってはなりません。

【密葬後の告知について】

テレビや新聞の報道で、「葬儀は近親者のみで済ませました」というアナウンスを聞くことがあると思います。密葬が終わった後、その旨を告知するタイミングについては特にしきたりはありません。社会的に影響のある方の場合は、世間の人々の関心事となるため、比較的早く知らされることがあります。一般の方であれば、49日を過ぎる頃、葉書でお知らせするのも良いでしょうし、気心の知れた方であれば、今後の相談を兼ねてお電話でも良いでしょう。もちろん、事情があって、告知をするのがためらわれる場合は、その限りではありませんし、本葬やお別れの会、社葬等が企画されている場合は、そちらの都合に合わせます。

【密葬における葬儀式のマナーについて】

密葬だからといって、特別な儀式があるわけではございませんので、マナーについては通常の葬儀と変わりはありません。

【密葬で執り行われたことを知らされた場合】

密葬で執り行われたことを知らされた場合、香典やお花を贈っても良いでしょう。しかし、前述いたしました通り、様々な事情があっての密葬ですので、香典やお花を辞退されることもあります。

○密葬と香典

密葬においても、香典については通常の葬儀と変わりはありません。しかしながら、近親者のみで様々な事情があることから、喪主様よりご香典の辞退があることもありますので、その際は、喪主様のお気持ちを汲んで香典はお出しにならないほうがよいでしょう。
香典返しについても、ご香典を頂いた場合は通常の葬儀と同様にお返しをされるのが良いでしょう。

○密葬の流れ

通常の葬儀と大きくは変わりません。どのようなお式にされるかは、喪家のご事情によります。

○密葬の費用

費用については、どのようなお式にするかで変わってきます。現在の密葬は、火葬式のみ、お骨にするだけというイメージをもたれている方が多いようですが、当然ながら、火葬式のみであれば、相応の費用となりますし、近親者のみといえども、多少の接待をしたいとのことであれば、その費用も必要となります。また、お花の費用や葬儀用品の費用等、追加するものがあれば、その分の費用も考慮する必要があります。

○密葬で気をつけたいこと

出席される近親者の方は、密葬が行なわれることを口外されないよう、気をつけられるのがよいでしょう。
喪主として密葬を執り行われる場合、葬儀に参列されなかった方への対応が気をつける点となります。想定されることを下記いたします。

  • ・葬儀に呼ばれなかった方(特にご親戚)から、密葬で執り行ったことを批判されることがあります。(もっと盛大に送りたかった、なぜ、自分を呼ばなかったのか・・など)
  • ・密葬後、故人が亡くなったことを知った友人・知人の方が、大勢ご自宅へ弔問に来られて、その対応に追われる可能性があります。

いかがでしたでしょうか。

今回は、「密葬について(マナーや家族葬との違い等)」について、ご紹介させていただきました。
密葬という言葉の意味は、葬儀社や僧侶であっても勘違いしていることがあります。葬儀社にしても僧侶にしても、密葬後に本葬があるのが当たり前であると言われる方が少なからずおられますが、本来の意味からすると必ずしも正しいとは言えません。
しかしながら、現実的には、密葬後に本葬や社葬、お別れ会があるケースも多いので、本来の意味からすると正しくありませんが、現実に即した対応であると言えます。
言葉の意味は時代とともに、より現実に即した意味へと変わって行くものですので、密葬という言葉の意味も変わりつつあるということでしょう。

今後も葬儀のマナーやお葬式に関する様々な事を取り上げてご紹介させていただきますので、よろしくお願いいたします。

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