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2014.12.13

第十八回 供花の贈り方、お返しについて

こんにちは。

今回取り上げるテーマは、「供花の贈り方、お返しについて」です。

葬儀に出席する際、香典についてはよく話題になります。しかしながら、葬儀において、会葬者からお出しするものとして、香典の他に、供花(きょうか)、供物(くもつ)があります。今回は、供花の贈り方とお返しについてご説明させてだきます。

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○供花とは?

供花(きょうか)とは、葬儀の際、故人にお花をお供えすることです。生花祭壇、もしくは祭壇の隣にお花が飾られます。葬儀に行かれた際、祭壇の両隣に贈った方の名前や親戚一同等と書かれたお花をご覧になった方も多いことと思いますが、供花とは、そのお花を贈る事です。

○供花の贈り方について(会葬者様向け)

本項では、具体的な供花の贈り方や価格等をご説明をさせていただきます。

【供花はどんな場合に出せばいいんでしょうか?】

いくつかのケースがありますので、ご紹介いたします。

  • ・葬儀会場が遠方にある場合や、ご自身が高齢で葬儀への出席が困難な場合等に、供花をお贈りします。
  • ・ご遺族やご親族、故人とのご関係が近い方がお贈りします。親戚一同、孫一同など、連名で贈られることが多いようです。
  • ・喪主様より、香典を辞退する旨のご連絡があった場合、香典の代わりにお花をお贈りします。
  • ・故人の勤め先や取引先としてお付き合いをしていた場合、その関係の度合いによっては、会社からお贈りします。
【通夜にお贈りする】

最も一般的とされるのは、通夜にお贈りすることです。手配については後述いたしますが、通夜の始まる3時間ほど前までに手配します。お贈りしたお花は、通夜で飾られた後、会場が同じ場合、告別式でもそのまま飾られる事がほとんどです。

【通夜と告別式が別々の会場の場合】

通夜と告別式が別々の会場で行なわれる場合は、告別式にお贈りします。

【通夜に間に合わなかった場合】

諸般の事情により、供花の手配が通夜に間に合わない場合、葬儀・告別式に間に合うように手配します。

【通夜・葬儀・告別式に間に合わなかった場合】

通夜・葬儀・告別式に供花が間に合わなかった場合、もしくは、何らかの事情で、葬儀の日程を知るのが遅くなり、お式に間に合いそうも無い場合、後飾りとして、喪主様のご自宅にお贈りすることもあります。
※後飾りとは、お骨を祭壇で保管する場合の祭壇の事です。ただし、解釈を広げるとすれば、お仏壇で保管されている場合、お供え物やお花でお仏壇の周りを飾る事も後飾りと呼んでもよいでしょう。

【供花の手配の仕方について】

多くの場合、供花の手配は葬儀社が受け付けています。訃報を受けた際、葬儀会場をご確認いただき、会場へ連絡して葬儀社を確認します。葬儀社の確認ができましたら、葬儀社へ直接依頼します。
また、故人のご親戚の方がお花をお贈りする場合、故人に近いご親族の方が取りまとめておられることもありますので、そのご親族の方に依頼します。
代金は、葬儀社に支払うのが一般的です。葬儀社の対応にもよりますが、現金でのお支払いの他、お振込みでのお支払いにも対応している場合がほとんどです。
なお、こうしたお花のご手配について、喪主様に直接問い合わせる事はおやめになったほうがよろしいでしょう。喪主様におかれましては、時間の無い中、短時間で多くのことをこなさなければならないため、負担をかけるようなことは慎まれるのがマナーです。

【お花の種類について(スタンド花、アレンジメント、花籠、花環)】

お花の種類と申しますと、バラや菊といったお花自体の種類も気になるところですが、本項では、実際の葬儀でお花がどのような形で出されるかについてご説明させていただきます。

スタンド供花

脚付きのスタンドに飾られたお花です。1段のものが多いですが、2段になっているものもあります。

アレンジメント

お祝い事でも贈られるアレンジメントですが、供花としてのアレンジメントもあります。多くの場合、供花という用途を考えてお花やお花の色を選定していますが、どちらかというと、華やかなアレンジメントが多いようです。そのため、バラが入っているものや、赤や青といった色が主体のものもあるようです。しかしながら、葬儀社へ依頼して贈られる場合でしたら、あらかじめ葬儀社が選定しているものから選ぶことになりますので、葬儀の雰囲気に合わないものを贈る事はありません。

花籠

籠にお花を飾ったものです。主に、生花祭壇の場合や思いのほか多くのお花が贈られて、スペース的にスタンド花のような大きなものが置きにくい場合などに贈られます。また、キリスト教葬儀では、よく贈られます。

花環

花輪と同じ意味です。これは、比較的大きなものであるため、葬儀会場の入り口にかざられることもしばしばあります。

【供花の価格について】

供花の数え方としましては、お花1つで「1基」、お花2つで「1対」と数えます。
従いまして、1基あたりの価格帯としては、7500円~15000円程度が最も多い価格帯です。また、1対では、2基分となりますので15000円~30000円程度が最も多い価格帯です。

【生花祭壇の場合について】

生花祭壇の場合、個別にスタンド花やアレンジメント、花籠、花環といった形でお出しすることもありますが、最近では、祭壇に飾るお花をお贈りするようになっているようです。その際には、「芳名板」が用意されており、そこに、贈った方のお名前が記載されます。お贈りした供花は、生花祭壇のお花の一部として飾られるため、どなたが、どのようなお花を贈られたかはわからなくなりますが、「芳名板」があれば、どなたが供花をされたかがわかります。

【ご自身で生花店から手配されることについて】

供花のご手配に関しまして、多くの場合、葬儀社へ連絡して手配されるとご説明いたしました。しかし、ご自身で気に入ったお花を贈りたいと考える方もおられるかもしれません。
お気持ちはお察しいたしますが、あまりお勧めできません。ご自身でご手配されて失敗した例を下記いたします。

  • ・ご自身の嗜好に偏ったお花を選定してしまい、葬儀の雰囲気に合わなかった。
  • ・喪家の宗教では飾らないとされるお花を贈ってしまった。
  • ・他の方は同じ葬儀社で供花をご手配されていたため、同じお花で統一されていたのに、ご自身の贈ったお花だけが違うものとなり、統一感がなくなってしまった。

○各宗教における供花について

供花については、各宗教で若干の違いがあります。宗教によっては、お花の色や種類がおおむね決まっている事があります。例えば、菊の花を飾るのが一般的だとされる宗教の葬儀に、バラなどのお花をお贈りしても飾られない事もあります。また、逆に、宗教よりも故人の遺志を尊重して、華やかにされている葬儀に落ち着いたお花をお贈りしても、そこだけ浮いてしまうかもしれません。
前述いたしました通り、手配をする段階で、葬儀社を通して発注する事が多く、個人で発注したお花の受け入れを断る葬儀社、及び葬儀会館もありますので、喪家の宗教と著しくかけ離れたお花を贈ってしまうようなケースは稀です。あまり神経質になる必要もありませんが、本項では、各宗教での一般的なケースをご紹介いたしますので、ご参考にして頂けましたら幸いです。

【仏式葬儀での供花について】

一般的には、菊やユリの花が多いようです。また、お花の色は白をメインとしていて、他の色のお花を一緒に飾るにしても、華美にならないようなアレンジがされています。実際の葬儀において、宗派による大きな違いはありません。一部の宗派では、樒(しきみ)をお供えすることもありますが、多くの場合、樒だけでなく、やはり、菊やユリといったお花が飾られます。

【神式葬儀での供花について】

仏式葬儀と同様に、白を基調としたお花が飾られます。

【キリスト教葬儀での供花について】

キリスト教葬儀では、カソリック、プロテスタント共に、仏式葬儀とは違い、カーネーションやバラ、ユリなどが一般的なようです。色についても、白系の他、青やピンクといった明るめの色を選ばれるケースもあります。
また、仏式葬儀や神式葬儀と最も違う点としましては、スタンド花や花環といった出し方よりも、籠花が多いという点です。キリスト教ではバスケットフラワーとも言われます。これは、キリスト教葬儀の多くは教会で行われるため、一般の葬儀会場のように、直接会場にお花を送ることが難しい場合もあります。そのため、故人のご自宅から教会まで運びやすいように、バスケット(籠)に入れたものがご自宅に贈られるケースが見られます。また、そうした事情から、比較的小さめのバスケットとなるため、故人がご自宅に安置されている場合、枕花としてお飾りした後、教会にお花を運ぶこともあります。

○供花の飾り方について(喪主様向け)

実際に供花を飾るのは葬儀社が担当しますが、どのような順番で並べるかについては、喪主様のご指示が必要となります。一般的には、祭壇の中央から順に、ご親戚等の故人と近い方から飾っていき、次にご友人、会社関係と続きます。贈って頂いた方に失礼の無い様にすることが肝要です。この点については、葬儀社と相談されながらお決めになるとよろしいでしょう。

○供花をいただいた場合のお返しについて(喪主様向け)

供花をいただいた場合、香典を頂いた時と同様にお返しの品をお送りします。おおむね、供花の金額の半額程度、ないしは1/3程度の金額の品をお送りします。
また、香典も頂いていた場合は、香典の金額と供花の金額を合わせて、その半額程度、ないしは1/3程度の金額の品をお送りします。

○こだわりのお花で故人様を贈りたい場合(喪主様向け)

供花は、参列者様よりいただくお花ですが、喪主様、ご遺族様が、故人のお好きだったお花で送りたいとご希望された場合、弊社でお葬式をご用命いただけましたら、ご用意することが可能です。なお、その場合、お花の手配もございますので、できましたら、事前相談をされることをお勧めいたします。

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○家族葬での供花について

家族葬では、ご遺族、近親者のみで行なわれる事が多いので、香典の代わりや、故人にお世話になった事に対する義理といった、付き合いとしての供花というよりは、ご遺族や近親者の方が、せっかくだから、少しでも華やかにしてあげたいと思われてお花を出される場合や、親戚の方が、家族葬であるがために出席を遠慮していたものの、せめて、お花だけでも贈りたいとして出される場合等、それぞれの思いを込めて贈られる事が多いようです。

○弊社でお別れ葬、家族葬、一般葬をご依頼いただいた場合について

弊社では、お別れ葬・家族葬(式場・自宅)・一般葬(式場・自宅)をご用意しております。当ブログで供花についてご紹介差し上げましたが、弊社にてお葬式をご用命いただけましたら、弊社の経験豊富な葬儀スタッフがアドバイスさせていただきます。
費用に関しましては、下記のリンクよりご確認ください。

みんなのお葬式 料金プラン

弊社のご用意いたしておりますプランは、いずれのプランにおきましても、設定した費用の中でできる限りのことをさせていただいております。
設定料金のほか、お坊様などの宗教者へのお礼の費用、マイクロバス等の移動にかかる費用、返礼品の費用、お食事の費用は別途となります。
上記の各費用につきまして、移動にかかる費用は、式場と火葬場が隣接している場合、必要ありません。また、返礼品の費用につきましては、葬儀スタッフとお打ち合わせいただき、ご予算をお決めいただきますが、ごく近いお身内の方だけで、ご不要と判断されましたら必要ありません。同様に、お食事の費用につきましても、ご不要と判断されましたら必要ありません。

いかがでしたでしょうか。

今回は、供花の贈り方・お返しについて、ご紹介させていただきました。
様々なケースについてご紹介させていただきましたが、実際は、金額をお決めになり、葬儀社にご相談した上で、供花をお出しになりましたら、特に失礼に当たるような結果にはなりません。また、喪主様におかれましては、香典と同じく、どなたからお花を頂いたのかをご確認され、相応のお返しをされましたら、失礼には当たりません。

今後も、葬儀のマナーやお葬式に関する様々な事を取り上げてご紹介させていただきますので、よろしくお願いいたします。

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