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2014.11.23

第十六回 葬儀の規模と人数の目安について

こんにちは。

今回取り上げるテーマは、「葬儀の規模と人数の目安について」です。

さて、皆さんは葬儀といわれたら、どのくらいの規模と人数のものを思い浮かべるでしょうか。
実は一言で葬儀といってもさまざまな種類があり、どのような葬儀をするかによってその規模や人数も大きく異なってきます。

そこで今回はさまざまな葬儀について、その規模ごとにできるだけ細かくご紹介してさせていただきます。

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○一般葬について

【一般葬の規模と費用について】

その名のとおり、ここ20~30年の間に広く一般的に行われてきた葬儀のかたちです。
一般葬では故人への供養のためだけでなく、故人が亡くなったということを地域や社会に広く知らせるためにも、比較的盛大な規模で葬儀を行い故人を見送ります。

また、このときの参列者についてですが一般葬の葬儀の場合には、故人の家族や親戚などの近親者だけではなく、ご近所の方々や故人が生前に勤めていた会社の方々も含めた故人と生前に関わりがあった方々を呼びます。さらに遺族に関わりのある方々も呼びますので、多くの方が葬儀に参列されるといっていいでしょう。

なお、これはあくまで目安ではありますが、一般葬のときの参列者数はだいたい50名以上といわれています。

上記のとおり、一般葬は故人と生前に関わりがあった多くの方々を呼んで大きな規模で行なわれます。そのため、このような一般葬を行なうと葬儀の費用が高くなってしまうのではないかと心配される方も少なくないでしょう。

ですが、実際には参列された方から頂く香典により、葬儀費用のうちの多くをまかなえるというケースもあり、遺族の負担が本来の葬儀料金よりも安くなるということがあります。
そのため、予算が少ないからといって必ずしも一般葬ができないとは限らないようです。

【葬儀のあり方の社会の変化について】

ここ最近では一般葬のような大規模な葬儀というのが減ってきている傾向にあるようです。
その理由はいくつかありますが、そのひとつに核家族化があります。
以前と比べ、子供の数が減ってひと世帯ごとの人数が減ったことにより、今では葬儀に参列すべき親戚の人数自体が減少しているのです。
さらに近年では平均寿命も伸びてきており、以前に比べて故人が高齢で亡くなるということが増えてきました。
これにより、生前に故人と関係があった方の中にもご存命中の方が少なくなっているというケースがあるようです。

くわえて、故人が高齢の場合、喪主を務める故人の子供もすでに現役を引退していることも少なくありませんから、これによりさらに参列者が少なくなることがあります。

また、かつては地域ぐるみで葬儀を行なうということが多く、誰かが亡くなって葬儀を行なうことになるとご近所どうしで協力し合ったり、地域でこぞって葬儀に参列しに行ったりということが決してめずらしくありませんでした。
しかし、現在ではご近所とのつきあいも以前に比べて少なくなり、葬儀のためにご近所どうしで助け合ったり、葬儀に参列したりすることも減ってしまいました。

このような社会全体の変化により、近年では葬儀のあり方そのものも変わってきました。
それまでの一般葬の葬儀以外にもさまざまな葬儀のかたちが支持されるようになったのです。

そこでここからは、一般葬以外の葬儀のかたちとその規模や人数について詳しくご説明していきたいと思います。

○家族葬について

【家族葬の規模について】

近年、家族葬が増えてきており、広く認知されるようになってきました。

そもそも、家族葬という言葉はつい最近になってから登場した言葉だそうです。
具体的には1995年以降に登場し、2000年以降には全国的に広まったといわれています。

しかし、実はこの家族葬という言葉にはっきりとした定義はありません。
ただし、一般的には家族や親戚など故人と親しい近親者を中心とした小規模な葬儀のことを指し、家族葬においては故人と生前あまり深い関わりがなかった方は呼ばないことが多いようです。

なお、家族葬の場合の参列者の人数の目安ですがだいたい20名~30名くらいの場合が多く、規模は先ほどご紹介した一般葬に比べると比較的小規模なものが多いといえるでしょう。

ただし、これらはあくまで一般的な場合の目安に過ぎません。
たとえば、家族葬であっても家族や親戚にくわえて、故人の友人や知人まで招き、50名~60名くらいの参列者を呼んで行なう大きな規模の葬儀となることもあります。
上記のとおり、家族葬という言葉には具体的な定義がないため、家族葬だからといって必ずしも小規模な葬儀となるとは限らないということです。

【家族葬のメリットについて】

近年になって増えてきている家族葬ですが、この家族葬を行なった場合どのようなメリットがあるのでしょうか。

それは故人とゆっくりと最後のお別れができるという点にあります。

家族葬では参列者を親しい方のみに限定して行ないます。
そのため、一般葬と違い周りに必要以上に気を遣うことがありません。
ですから、葬儀のときに家族との思い出話などを交えたりしながら心行くまで故人を偲ぶことができます。

かつては、人が亡くなると通夜のときに家族や親戚などの近親者だけで集まり、一晩かけて故人に付き添いゆっくりと最後の別れをしていました。
しかし、現在では仕事を休んで昼間に葬儀に参列するよりも夜の時間帯に参列できる通夜のほうが便利であるということから、通夜の席の参列者が増えており、近年では通夜が告別式並みの規模で行なわれることも多くなりました。
そのため、通夜のときから遺族は参列者の対応にあわただしく追われてしまい、葬儀がすべて終わってから、故人とのお別れがじっくりできなかったと後になって後悔してしまうケースも少なくないようです。

その点、家族葬の場合には参列者を故人と近しい方に限定して行なうため、そのような事態を防ぐことができるといえるでしょう。

また、近年では家族葬専用の式場なども増えつつあります。
こういった式場の場合、場所によっては5万円~30万円くらいの比較的安い費用で利用することができるため、故人との最後の別れをするのにこういった施設を利用される方も増えてきているようです。

さらに、一般的な家族葬であれば先ほど紹介した一般葬に比べて参列者の人数も少なく、葬儀そのものの規模も比較的小さいものになるため、葬儀料金もおさえられるという点が大きな魅力のひとつです。

【家族葬のデメリットについて】

ここまでご説明してきたとおり、家族葬にはさまざまなメリットがあります。
しかし、家族葬で葬儀を行なった場合のデメリットや注意点というのもいくつかあります。

まず、家族葬の場合、親戚の方などを含めた周りの方の理解がうまく得られない場合があります。
上記のとおり、家族葬というのは最近になって出てきた葬儀のかたちです。
ですから、古くからの葬儀のあり方や慣習を大切にされる方や世間体を気にされる方が周囲にいらした場合にはそのような方からの納得をスムーズに得られない場合があります。

また、家族葬は故人や遺族に親しい人に限定して声をかけ参列していただく葬儀ですが、どこまでを「親しい人」とするかは遺族側の判断によるものとなるので、場合によっては葬儀に呼ばれなかった方から不満を言われてしまうケースもあります。

では、そのような場合はどうすればよいのでしょうか。

やはり、このような場合には周りの方々になるべく事情を丁寧に説明して理解をしていただくのが一番でしょう。
また、家族葬の後に通常の葬儀やお別れ会などを開いて家族葬の参列した方以外にも故人とお別れできる機会を設けるというのもよい方法ではないでしょうか。

また、家族葬が広まってきた近年では遺族だけでなく、故人が生前に家族葬を希望されるという場合も少なくありません。

こうした場合には、故人の生前から葬儀のことについて家族でよく話し合って希望を伝えておくのがよいでしょう。
また、生前に葬儀についての希望がある場合、それを遺言やエンディングノートに残しておけば、周囲の人たちからの納得も得られやすいと思います。

○直葬について

お葬式を行なわず火葬のみを行なう葬儀のことを直葬といいます。
直葬も先ほどご紹介した家族葬と同様に近年増加している葬儀のかたちで2000年以降から都市部を中心に増えてきているようです。
しかし、上記の一般葬や家族葬とはその内容は大きく異なります。

まず、直葬では通常の通夜や葬儀は行ないません。
故人が亡くなった後、そのご遺体を葬儀社の斎場や遺体安置施設に搬送して24時間の保管をした後、直接火葬場へ搬送し火葬します。
ちなみにこのときの参列者の目安はだいたい10名程度ですから、これは非常に規模の小さい葬儀といえるでしょう。

直葬が行なわれる理由はいくつかありますが、故人が生前に自分には葬儀は必要ないと感じていた場合や親族がいないというケースなどがあるようです。
なお、直葬の場合であっても葬儀社に依頼をすれば火葬炉の前でお経を上げてもらえることがあります。

【直葬のメリットについて】

直葬を行なう場合の利点は通常の通夜や葬儀を行なわない分、一般葬や家族葬に比べて葬儀費用を安く済ませられるという点にあります。
ただし、直葬の場合であってもご遺体を納める棺やご遺体を搬送する際に使う車などは最低限必要になってきます。
しかし、こうした費用を含めても直葬の場合は一般的に25万円~30万円くらい、低価格のものであれば10万円台のプランもあるようです。

【直葬のデメリットについて】

直葬の行なう場合のデメリットはやはり、故人とゆっくりお別れすることができないという点です。
一般葬や家族葬の場合は通夜や葬儀の中である程度時間をかけて故人とのお別れをすることができますが直葬ではそれらを行なわない分、必然的に故人とのお別れも短いものになってしまいます。

そのため、中には葬儀費用の安さに魅力を感じて直葬を選んだが、後になって故人ともっとゆっくりとお別れがするべきだったと後悔されるケースもあるようです。
しかし、たとえ後悔しても故人との最期のお別れは一度きりのものなのでくれぐれも葬儀費用の安さだけで安易に直葬を選んでしまうことのないよう気をつけたいものです。

また、注意したい点としては直葬の場合は先ほどの家族葬と同様に周囲の理解をうまく得られない可能性があるということです。

○その他の葬儀について

【密葬】

もともとの語源は文字どおり、秘密の葬儀という意味で近親者のみでひっそりと行なわれる葬儀のことです。

しかし、現在では会社の社長や会長、著名人などが亡くなったときなど葬儀の参列者が多くなることが見込まれる際に本葬に先がけて故人の遺族や近親者のみで行う葬儀のことを密葬と呼びます。
そして、火葬が終わったら別の日に改めて多くの参列者を呼んで、大規模な本葬やお別れの会を行ないます。

【社葬】

会社の社長や会長、創業者が亡くなったとき、あるいは勤務中の事故などで社員が亡くなった場合などに会社が主催して行なう葬儀のことです。
このとき、葬儀費用の負担と葬儀の運営は会社が責任を持って行います。

なお、社葬を行なう場合は参列者が100名を超えることもあり、かなり大きな規模での葬儀となることがあります。
しかし、先ほどまでご紹介してきた一般葬や家族葬、直葬などとこの社葬との違いは規模によるものではなく、その葬儀を会社が運営しているかどうかによるものです。

いかがでしたでしょうか。
今回は、葬儀の規模と人数の目安についてご紹介させていただきました。
ここまでご紹介してきたとおり、一言で葬儀といってもさまざまな種類や規模のものがあり、どのような葬儀を選択するかによって参列者の人数や葬儀そのものの内容まで大きく異なってきます。
しかし、どのような葬儀を希望される場合であっても事前の話し合いはとても大切です。
特に故人や遺族の強い希望があった場合には家族どうしでどのような葬儀にしたいかをよく話し合ったり、葬儀社との事前相談をしてみたりするのもよいでしょう。
また、周囲の方に対してはどのような葬儀を行なうのか、なぜその葬儀のかたちを選んだのかなどをしっかり伝えておく配慮も欠かせません。

これを機にいざというとき、大切な方を納得できるかたちで見送ることができるよう葬儀について改めて考えてみるのもよいのではないでしょうか。

今後も葬儀のマナーやお葬式に関する様々な事を取り上げてご紹介させていただきますので、よろしくお願いいたします。

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