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2014.11.22

第十五回 葬儀でのお食事について

こんにちは。

今回取り上げるテーマは、「葬儀でのお食事について」です。

葬儀には、通夜・告別式・火葬があります。地域やお式のコンセプトによって、多少の違いはありますが、何度かお食事の機会があります。喪主の方は、こうしたお料理の手配をされますし、会葬者、特にご親族の方はこうしたお食事に招かれる事が多いです。
今回は、葬儀の中でも、お食事に焦点を当て、ご説明させていただきます。

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○仏式葬儀におけるお食事の機会

仏式葬儀におきましては、様々なお食事の機会があります。本項では、それぞれのお食事について、ご説明させていただきます。

【通夜でのお食事(通夜振る舞い)】

一般的には「通夜振る舞い」といわれるお食事の機会があります。これは、通夜が終わった後のお食事のことです。
この場合、寿司や揚げ物、煮物といった料理が大皿で出される事が多く、お酒が供されることが多いです。
しかし、この「通夜振る舞い」は必ずしも同じ形で行なわれるものではないようです。故人、ご遺族のお考え、もしくは、地域によって様々な考え方があるようです。

  • ・会葬者の多い少ないに関わらず、一晩中付き添う近親者のみにふるまわれる場合。
  • ・故人やご遺族の希望で、盛大に送ってほしいとの想いから、会葬者も誘われる場合。
  • ・会場の都合や地域の風習等の理由により、会葬者には、お返しの品をお渡しして、通通夜振る舞いの代わりとする場合。

いずれの場合においても、会葬者ご自身の価値観で判断をせず、通夜振る舞いの有る無しに関わらず、喪主、ご遺族の意向を察することが肝要です。
特にアナウンスの無い場合は、通夜終了後、帰路につきます。
誘われた場合、快くお受けするのがマナーですが、あまり長居をせず、お話は、故人やご遺族に関係する事のみに留めます。ましてや、宴席ではないので、お酒を飲みすぎて騒ぐ事のないようにします。

【火葬でのお食事(軽食もしくは喫茶)】

葬儀・告別式終了後、火葬が行なわれます。近年では、火葬設備が高性能となり火葬にかかる時間は短くなっています。とはいえ、1時間~2時間程度のお時間はかかります。
そのため、この待ち時間の間に、喫茶施設の有る火葬場であれば、会葬者にお飲み物をそれぞれ頼んで頂いて、お待ちいただくこともありますし、お昼時であれば、助六寿司等の簡単な軽食を食べていただくこともあります。

【初七日法要後のお食事(精進落し)】

近年、火葬を行なった後、すぐに初七日法要が行われることがほとんどです。
初七日法要後に出される料理の事を、一般的には「精進落し」と言います。他には、「お斎(おとき)」と呼ぶ事もあります。
元来、死後49日までは、肉や魚を一切食べずに野菜中心の食事をするとされていました。こうしたお料理の事を精進料理と言います。そして、死後49日が経過すれば、肉や魚を含む日常的な食事に戻すという区切りでありました。そのため、「精進落し」と言われます。
しかし、現在では葬儀・告別式と同じ日に初七日法要が行われ、その後に僧侶、親族らに精進落しとして、お食事がふるまわれます。これは、元々の精進落しの意味は薄く、葬儀の最後に僧侶や親族らにねぎらいや感謝をするための会食という意味合いが強くなっています。

○お食事の内容、流れについて(喪主様向け)

【お料理とご手配について】

お食事の献立について、以前は、葬儀の当日に肉や魚を食べる事はありませんでしたが、現在においては、特に細かいしきたりはありません。肉や魚をお出ししてもかまいません。多く見られるのは、お寿司や揚げ物といった料理です。会葬者の人数が前後するため、通夜振る舞いでは、大皿料理が多いです。
精進落しは、出席者ごとにお膳やお弁当を用意します。葬儀社とご相談の上、金額も考慮してお決めになるとよろしいでしょう。また、事前のお打ち合わせの際、下記のことをご確認されることをお勧めいたします。

  • ・通夜振る舞いや精進落し等のそれぞれの想定人数
  • ・お料理の値段と献立
  • ・お酒の他、ソフトドリンクやノンアルコール飲料のご用意(お車でこられる方が多い場合やお子様連れの方が多い場合は、若干多めに考えられるのがよろしいでしょう)
  • ・想定よりも人数の増減があった場合の対応について(追加注文等)
【通夜振る舞いでの喪主としての作法】

通夜振る舞いをされる場合は、通夜の終わりのあいさつのタイミング等で、通夜振る舞いのアナウンスをする事が多いです。
喪主は通夜振る舞いを始める際のあいさつと、解散する際のあいさつをします。
会食中は、出席者の方に挨拶をして回りますが、この際、必ずお酌をしなくてはいけないということはありません。その場の状況に合わせて、お酌をしてもよいですし、お酌はしないで、故人との思い出話をお聞きしてもよいでしょう。

【精進落しでの喪主としての作法】

初七日法要後に精進落しをお出しします。
僧侶は上座に座っていただき、喪主・ご遺族の方は末席に座ります。これは、喪主・ご遺族の方が、僧侶や出席者をねぎらう、もてなすという意味合いから末席に座ることになっています。
会食の始めに喪主からあいさつをします。
会食中は、各出席者を回り、葬儀に出席して頂いた事のお礼を述べ、故人の思い出話をするなどします。また、通夜振る舞いの時と同じく、お酌はしても、しなくてもどちらでも失礼にはあたりません。
会食の終わりに喪主から、無事に葬儀が終了した事の感謝などを述べ、解散とします。
この際に、引き出物をお渡しします。

○お食事へのご出席について(会葬者様向け)

  • ・通夜振る舞いに関しては、誘いがあれば、快く応じます。あまり長居はせず、程々のところで切り上げます。
  • ・火葬を待つ間、お茶を勧められたり、軽食が出されたりする事があります。故人の思い出話等をしながら頂きます。
  • ・精進落しの席では、乾杯ではなく「献杯」となりますので、グラスをあてて音を鳴らさないようにしましょう。

○宗教者(お坊さん)への御膳料について

通夜振る舞いや精進落しには、宗教者(お坊さん)をお呼びするのですが、何らかのご都合でご出席いただけない場合、「御膳料」をお渡しします。また、宗教者(お坊さん)の交通費に当たる「御車代」もこの時にお渡しする事が多いです。

○家族葬におけるお食事について

家族葬においても、通夜振る舞いや精進落しをご用意されることはあります。但し、ごく近しい身内だけの場合、遠い親戚や故人の友人といった方の出席が無い場合、必ずしも、形式にこだわることはなく、柔軟に対応しているようです。例えば、故人のよく通っていたお料理店から出前を取ることもあります。また、故人の大好物がピザであれば、通夜振る舞いの際、家族みんなで故人を偲んで食べるといったこともあります。精進落しについても、ご手配ができるのであれば、故人の大好物だけを並べるといったことも可能です。
また、家族葬において、家族ないしはそれに近い方のみが会葬者の場合、おもてなしの食事というよりは、ご自身の食事という位置づけから、葬儀当日はコンビニ弁当やおにぎり、サンドウィッチ等で簡単に済ませ、葬儀が終わり、気持ちの整理が付いた頃に改めて、みんなでお食事に行くというケースもあります。
このように、家族葬においてのお食事については、必ずしもこうあるべきという形式も無く、また、会葬者との関係が家族、ないしはそれに近い方であれば、変に気取ることなく、臨機応変に対応されてもよろしいでしょう。

○キリスト教葬儀におけるお食事について(茶話会)

日本におけるキリスト教葬儀(プロテスタント・カソリック)は、日本の風習に合わせると言う意味で、元来行なわれてこなかった通夜を行なったり、一部の教会ではお焼香が認められたりしています。しかし、精進落しなどの食事の機会はありません。
仏式葬儀とはまったく違う意味での「茶話会(さわかい)」というものがあります。これは、通夜の後や葬儀・告別式の後に、簡単な茶菓子とコーヒー・紅茶等のお飲み物を出して、宗教者(神父、牧師)や、主に親族とともに、故人について語り合い、故人を偲びます。

○神式葬儀におけるお食事について

神式葬儀においても、仏式葬儀と同様にお食事の機会があります。内容としては仏式葬儀と同様です。但し、仏式で言うところの「通夜振る舞い」も「精進落し」も、神式では「直会の儀(なおらいのぎ)」と呼ばれます。神式では特に、会葬者やお手伝いの方へのねぎらいの意味合いが強くなっています。
料理の内容や作法について、現在においては、仏式葬儀の場合と大きな違いはありませんので、特別に意識する必要はありません。
また、宗教者(斎主)が何らかのご都合でご辞退された場合は、仏式葬儀と同様に、「御膳料」をお渡しする事がほとんどです。

○弊社でお別れ葬・家族葬・一般葬をご依頼いただいた場合について

弊社では、お別れ葬・家族葬(式場・自宅)・一般葬(式場・自宅)をご用意しております。当ブログでお焼香についてご紹介差し上げましたが、弊社にてお葬式をご用命いただけましたら、弊社の経験豊富な葬儀スタッフがアドバイスさせていただきます。
費用に関しましては、下記のリンクよりご確認ください。

みんなのお葬式 料金プラン

弊社のご用意いたしておりますプランは、いずれのプランにおきましても、設定した費用の中でできる限りのことをさせていただいております。
設定料金のほか、お坊様などの宗教者へのお礼の費用、マイクロバス等の移動にかかる費用、返礼品の費用、お食事の費用は別途となります。
上記の各費用につきまして、移動にかかる費用は、式場と火葬場が隣接している場合、必要ありません。また、返礼品の費用につきましては、葬儀スタッフとお打ち合わせいただき、ご予算をお決めいただきますが、ごく近いお身内の方だけで、ご不要と判断されましたら必要ありません。同様に、お食事の費用につきましても、ご不要と判断されましたら必要ありません。

また、弊社では、お客様のご質問にお答えし、ご希望に沿ったお見積りをご提示する、事前相談を無料で受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

みんなのお葬式 お問い合わせ

いかがでしたでしょうか。

今回は、葬儀でのお食事について、ご紹介させていただきました。
葬儀において、意外とお食事の機会が多いことがお分かりいただけたことと思います。
お食事の費用は、出席人数により変動します、また、お選びになるお食事内容でも大きく違ってまいりますので、弊社のセット料金には含まれておりません。弊社では、御電話頂いた際や、事前相談、葬儀のお打ち合わせ時にその旨のご説明を差し上げております。しかし、中には、こうした費用の説明が曖昧なままお式を行い、後日、葬儀社が独断で選んだお料理の費用を請求され、トラブルになる事もございます。また、当日の会葬者の人数によって、追加注文の必要が出てくる事もありますので、葬儀当日でも対応可能かどうかの確認はされたほうが、当日に慌てなくて済みます。

今後も、葬儀のマナーやお葬式に関する様々な事を取り上げてご紹介させていただきますので、よろしくお願いいたします。

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