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2014.10.20

第三回 お葬式で慌てない!お焼香の仕方

こんにちは。

第三回目の更新となります。
今回取り上げるテーマは、「お葬式で慌てない!お焼香の仕方・作法について」です。

お焼香の仕方はご存知ですか?
お焼香の正しい仕方・マナーはご存知ですか?これまで、なんとなくご自分の前の方の真似をされてきた方も多いのではないでしょうか。今回は、お焼香の仕方・マナーについて、できるだけ細かくご説明させていただきます。

焼香イメージ1

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○お焼香について

お葬式(通夜・葬儀)で行われるお焼香とは、故人に対してお香を焚いて拝むことです。
この際、抹香といわれる粉末状のお香を焚きます。(お香の中には非常に高価な物もあり、1g単位で販売される物や10gで数万円するものもあります。)
お焼香には、その香りによって身を清めて、亡くなられた方に対して喪に服すとともに、香りをもって供養するという意味があります。
これから、様々な作法をご紹介いたしますが、大切なのは、故人を偲ぶ気持ちです。

○宗教者とお焼香

みんなのお葬式では、宗教者をお呼びしてのお葬式をお勧めしております。故人を偲ぶお気持ちでお焼香をいたしますが、そこに、宗教者の読経があれば、ご遺族様、会葬者様、それぞれにおかれましても、よりいっそう、故人様を偲び、故人様の成仏をお祈りすることができると思います。

なぜお葬式に宗教者が必要なのか

○お焼香の仕方について

お焼香の仕方は一つではなく、また、宗派によっても違います。
このことについて、項目ごとにご説明させていただきます。 お焼香の作法は、家族葬も同様です。

お焼香の作法には、立礼焼香、座礼焼香、回し焼香の3つがあります。これらは、それぞれ、立って行うか、座って行うか、香炉を回して行うかの違いです。
現在では、ほとんどが専用式場で葬儀が行われるため立礼焼香がほとんどです。
お葬式に出席された方なら一度は経験があると思いますが、お焼香の回数で迷った事があるのではないでしょうか。会葬者が多い場合(焼香は1回)を除き、焼香の仕方は会葬される方の宗派によって異なります。ここでは、それぞれの作法や宗派ごとの違いについて、ご説明させていただきます。

【お焼香の順番】

お焼香は、僧侶の読経が終わった後、故人との縁が近い順に行います。
一般的な順番としましては、喪主、遺族、来賓、親族、会葬者の順です。
家族葬でも同様の順番で行います。

【立礼焼香の作法】

立礼焼香とは、立って行うお焼香のことで、祭壇前の焼香台でお焼香を行います。
椅子式の式場の場合、立礼焼香であることが多いです。
尚、家族葬でも作法は同じです。

一般的には下記のような作法となります。

<喪主・親族の仕方>
  • • 周りに会釈をして席を立ち前に出ます。
  • • 僧侶に向かって一礼します。
  • •(来賓がいる場合)来賓に向かって一礼します。
  • • 会葬者に向かって一礼します。
  • • 焼香台の一歩手前まで歩き、祭壇に向かい遺影や位牌を仰ぎ見て、一礼(または合掌)します。
  • •一歩前に進み、各自の宗派にあわせて焼香をします。数珠は左手で持ちます。
  • • 数珠を両手の人差し指と親指の間にかけ、合掌します。
  • • 一歩後ろに下がり、祭壇に向かい一礼します。
  • •焼香台の前から離れ、僧侶に向かって一礼します。
  • • 来賓に向かって一礼します。
  • •一般会葬者に向かって一礼します。
  • (来賓・一般会葬者の焼香が始まったら)
  • • 喪主(と遺族)は焼香台の横に立ち、会葬者の方の一礼に一礼で返します。
<会葬者の焼香の仕方>
  • • 自分の番が来たら周りに会釈をして席を立ち前に出ます。
  • • 焼香台の数歩手前で喪主(と家族)に向かって、一礼をします。
  • • 焼香台の一歩手前まで歩き、祭壇に向かい遺影や位牌を仰ぎ見て、一礼(または合掌)します。
  • • 一歩前に進み、各自の宗派にあわせて焼香をします。数珠は左手で持ちます。
  • • 数珠を両手の人差し指と親指の間にかけ、合掌します。
  • • 祭壇に向かい、再び遺影や位牌を仰ぎ見た後、祭壇に一礼します。
  • • 焼香台から離れ、喪主(と遺族)に向かって、一礼をします。この際、温かい言葉をかけることもあります。(ただし、会葬者が多い場合は自粛しましょう)
  • • 席に戻ります。
【座礼焼香の作法】

座礼焼香とは、座って行うお焼香のことです。
最近は少なくなりましたが会場が畳の場合は、座礼焼香になります。
尚、家族葬でも作法は同じです。

一般的には下記のような作法となります。

<喪主・親族の焼香の仕方>
  • • 自分の順番になったら、その場で立ち上がらず両手で体を支えて、膝をついたまま前に出ます。
  • • 祭壇の手前の座布団に座る前に僧侶に一礼します。
  • • 祭壇に向かい遺影や位牌を仰ぎ見て、一礼(または合掌)します。
  • • 祭壇前の座布団に座り、各自の宗派にあわせて焼香をします。数珠は左手で持ちます。
  • • 数珠を両手の人差し指と親指の間にかけ、合掌します。
  • • 前を向いたまま立ち上がらず座布団から下りて、祭壇に向かい一礼します。
  • • 僧侶に一礼します。
  • • 自分の席に戻ります。
<会葬者の焼香の仕方>
  • • 自分の順番になったら、その場で立ち上がらず両手で体を支えて、膝をついたまま前に出ます。
  • • 祭壇の手前の座布団に座る前に僧侶に一礼します。
  • • 喪主(と家族)に向かって、一礼します。
  • • 祭壇に向かい遺影や位牌を仰ぎ見て、一礼(または合掌)します。
  • • 祭壇前の座布団に座り、各自の宗派にあわせて焼香をします。数珠は左手で持ちます。
  • • 数珠を両手の人差し指と親指の間にかけ、合掌します。
  • • 前を向いたまま立ち上がらず座布団から下りて、祭壇に向かい一礼します。
  • • 僧侶に一礼します。
  • • 喪主(と家族)に向かって、一礼します。この際、温かい言葉をかけることもあります。
    (ただし、会葬者が多い場合は自粛しましょう)
  • • 自分の席に戻ります。
【回し焼香の作法】

回し焼香とは、盆に香炉がのせられており、その盆を順番に回して行うお焼香のことです。
自宅でのお葬式、とりわけ法要の際に行われることが多いです。

一般的には下記のような作法となります。

  • 1.香炉がのった盆が回ってきたら、回して頂いた方に軽く会釈をして、ご自分の膝の前に置きます。
  • 2.遺影に向かって一礼をして、各自の宗派にあわせて焼香をします。数珠は左手で持ちます。
  • 3.数珠を両手の人差し指にかけ、合掌します。
  • 4.盆を両手で持ち、次の方へ回します。
焼香イメージ2

○数珠と合掌

お焼香の際には、数珠を左手に持ちます。また、数珠を指にかけて合掌をしますが、ここでは、数珠と合掌についてご説明します。

【数珠について】

仏式の葬儀には必ず必要となるのが数珠です。無宗教の方でも、知人の葬儀の時には数珠をご用意される事でしょう。もちろん家族葬の場合でも使います。
本来108個の親珠、朱珠、房などからなるのが基本なのですが、昨今では、一般用と称して、親珠が半分の54個やさらに半分の27個といった珠の数を減らした数珠が売られています。数珠に関して、喪家の宗派、もしくはご自身の宗派の数珠をご用意されるのが望ましいですが、現実的には、こうした一般用の数珠でお葬式に出席されている方も多いようです。
数珠は、各宗派でデザインが異なります。珠が平たいものや大・小の輪が繋がったものなど宗派によって様々です。また、親珠が108個である理由も諸説あり、煩悩の数であるとも功徳の数であるとも言われています。数珠をこすり合わせて煩悩を取り除くといった事も言われています。
また、数珠は仏具ですので、丁寧に扱うためにも、葬儀にお持ちになる時やご自宅で保管される際には、数珠袋をご用意されることをお勧めいたします。

【合掌の仕方】

合掌は、数珠を両手に持って行います。
両手を合わせ、数珠を両方の人差し指の上にかけます。親指は、数珠の上にそっと添えます。合わせた手のひらは、隙間の無いようにぴったりと合わせます。
合掌はこのように行いますが、やはり、大切なのは、故人を偲んで合掌することです。

○各宗派での違いについて

お焼香の回数およびやり方は、各宗派によって異なります。
代表的な宗派について葬儀における焼香のやり方や回数や考え方を下記にまとめました。

天台宗3回である事が多く、回数についての定めはありません。
真言宗仏・法・僧に供養する、身・口・意の三密修行に精進する、戒香・定香・解脱香といって、自らが戒律を保ち、心の静寂を求める功徳があるとの意味から、3回行います。
浄土宗回数と意味について、「真心を込めて一心に」で1回、「身を鎮めて1回、心を清めるために1回」の計2回、「仏・法・僧への帰依」、「過去・現在・未来の衆生に回向」で3回など、喪家や僧侶によって、その回数と意味は様々です。
臨済宗回数について特に定めはありませんが、通常1回であることが多いようです。
曹洞宗回数については特に定めはありませんが、通常2回であることが多いようです。
日蓮宗仏・法・僧の三宝供養、もしくは「空・仮・中の三諦」にならうともいわれて、回数は3回となります。
浄土真宗本願寺派自分の身心を清めるために行います。回数は1回で、お香を目の高さまで持ってくることはしません。
浄土真宗大谷派自分の身心を清めるために行います。回数は2回で、お香を目の高さまで持ってくることはしません。

○喪家と会葬者で宗教が異なる場合

葬儀(家族葬)において、喪家と会葬者が信仰する宗教が異なる場合があります。お焼香の仕方を、喪家の宗派に合わせようとする考え方と、会葬者ご自身の宗教での作法で行なうとする考え方の2通りの考え方があります。例えば、浄土真宗を信仰されている喪家でのお焼香で、ご自身は日蓮宗であっても浄土真宗の作法に合わせるべきか、それとも日蓮宗での作法で行うかといったことです。
実際の通夜・葬儀において、お焼香の作法が違うからといって、咎められるような事はありません。これは、会葬者のお気持ちの問題で、喪家の宗教を尊重して作法を合わせるか、ご自身が強く信仰する宗教で弔いたいとするかのどちらのお気持ちが強いかという事です。
場合によっては、「それぞれ信じるところに従って行って下さい」というアナウンスがある場合もあります。その場合は、会葬者の信じる宗教の作法でお焼香を上げます。
また、一般的にはご自身の信仰する宗教の作法で焼香を行う方が多いです。

○お焼香の時にする礼の回数について

お焼香の作法についてご説明させていただきましたが、立礼焼香、座礼焼香のいずれの場合においても、遺族への礼は2度行うよう記載しました。
一般的な作法では、遺族への礼は2回ですが、遺族の方は、葬儀・通夜において多数の会葬者がある場合、そのお一人お一人に対して、各2回ずつ礼を返すので、負担になるのではないかという声もありました。そこで、昨今では、会葬者が1回の礼にする、ないしは、遺族が礼ではなく会釈で返すということが行われる事もあります。

○会葬者が多い場合

家族葬においては、想定される会葬者数は数名~数十名程度です。しかし、人づてに聞いて駆けつけてこられる方もいます。そうしたことで想定していたより会葬者が多くなった場合、式進行をスムーズにするため、「お焼香は1回でお願いします」というアナウンスがあることがあります。その場合は、宗派によらずお焼香は1回にしましょう。

○仏式以外のお葬式の場合

キリスト教葬儀や無宗教葬では、お焼香ではなく献花が一般的です。また、神道の神葬祭では玉串と呼ばれる榊の枝を用いて礼拝します。しかし、キリスト教葬儀においては、カトリック教会やルーテル教会ではお焼香が認められていますので、キリスト教葬儀だからといって、お焼香は絶対にしないというわけではありません。
また、詳しい内容については別の回に記載させて頂こうと思います。

○弊社でお別れ葬、家族葬、一般葬をご依頼いただいた場合について

弊社では、お別れ葬・家族葬(式場・自宅)・一般葬(式場・自宅)をご用意しております。当ブログでお焼香についてご紹介差し上げましたが、弊社にてお葬式をご用命いただけましたら、弊社の経験豊富な葬儀スタッフがアドバイスさせていただきます。
費用に関しましては、下記のリンクよりご確認ください。

みんなのお葬式 料金プラン

弊社のご用意いたしておりますプランは、いずれのプランにおきましても、設定した費用の中でできる限りのことをさせていただいております。
設定料金のほか、お坊様などの宗教者へのお礼の費用、マイクロバス等の移動にかかる費用、返礼品の費用、お食事の費用は別途となります。
上記の各費用につきまして、移動にかかる費用は、式場と火葬場が隣接している場合、必要ありません。また、返礼品の費用につきましては、葬儀スタッフとお打ち合わせいただき、ご予算をお決めいただきますが、ごく近いお身内の方だけで、ご不要と判断されましたら必要ありません。同様に、お食事の費用につきましても、ご不要と判断されましたら必要ありません。

また、弊社では、お客様のご質問にお答えし、ご希望に沿ったお見積りをご提示する、事前相談を無料で受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

みんなのお葬式 お問い合わせ

いかがでしたでしょうか。
今回は、お焼香についてご紹介させていただきました。
昨今、様々な形のお葬式が執り行われていますが、それでもお葬式の約9割は仏式といわれています。お焼香は仏式のお葬式では欠かせない儀式の一つであり、会葬者が故人を偲ぶための大切な儀式です。
今後も葬儀のマナーやお葬式に関する様々な事を取り上げてご紹介させていただきますので、よろしくお願いいたします。

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